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小学6年生 (11-12歳)

小学6年 酸と塩基 わかりやすく

Acids & Bases

身のまわりの水溶液は、性質によって酸性・中性・アルカリ性に分けられます。酢やレモンのしるは酸性で、せっけん水や重そうをとかした水はアルカリ性です。 酸性やアルカリ性の強さはpHという数で表し、pH 7が中性、7より小さいほど強い酸性、大きいほど強いアルカリ性です。 リトマス紙やBTB溶液のような指示薬は水溶液の性質によって色が変わるので、なめたりさわったりしなくても酸性とアルカリ性を見分けられます。 pHを動かして身近な例を見て、水溶液を選んで指示薬の色をくらべたら、酸性の水溶液にアルカリ性の水溶液を少しずつ加えて中和していくようすを追いかけてみましょう。

酸性・中性・アルカリ性

7
🧪 酸性とアルカリ性
①酸性の水溶液:酢、レモンのしる、炭酸飲料のように、すっぱいものが多いです。
②アルカリ性の水溶液:せっけん水や洗剤のように、さわるとぬるぬるするものが多いです。
③中性:純すいな水のように、酸性でもアルカリ性でもないものです。
④pH 7が中性で、小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性です。
⑤実験で使う水溶液は、ぜったいになめたり素手でさわったりせず、指示薬で調べます。

指示薬で見分ける

🔬 指示薬
①青色リトマス紙は、酸性の水溶液で赤色に変わります。
②赤色リトマス紙は、アルカリ性の水溶液で青色に変わります。
③中性の水溶液では、どちらのリトマス紙も色が変わりません。
④BTB溶液は、酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色になります。
⑤フェノールフタレイン溶液は、酸性と中性では無色で、アルカリ性でだけ赤色に変わります。

中和

20%
💡 中和
①酸性の水溶液のH⁺と、アルカリ性の水溶液のOH⁻が出会うと、水(H₂O)になります。
②アルカリ性の水溶液を加えるほどH⁺がへって酸性が弱まり、ちょうどつり合うと中性になります。
③そこからさらに加えると、残ったOH⁻のためにアルカリ性になります。
④このとき、水といっしょに塩という物質もできます。
⑤図の個数はわかりやすくするためのもので、本物の水溶液には数えきれないほどのつぶがあります。

まとめ

酸性とアルカリ性の強さ
pH 0〜6:酸性 / pH 7:中性 / pH 8〜14:アルカリ性
pHが7からはなれるほど、酸性やアルカリ性が強くなります。
中和反応
酸(H⁺)+ アルカリ(OH⁻)→ 水(H₂O)+ 塩
酸とアルカリが出会うと、たがいの性質を弱め合います。
🎯 ポイント
①酸性:pHが7より小さく、青色リトマス紙を赤色に変えます。
②アルカリ性:pHが7より大きく、赤色リトマス紙を青色に変えます。
③中性:pHが7で、リトマス紙の色は変わりません。
④BTB溶液は、酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色です。
⑤中和:酸 + アルカリ → 水 + 塩

例題と単元テスト

例題 1
ある水溶液のpHは3です。この水溶液は酸性、中性、アルカリ性のどれですか。
1
pH 7が中性で、7より小さいと酸性、大きいとアルカリ性です。
2
3は7より小さいので、酸性です。
▸ 酸性
一つ目の図でpHを3に合わせると、レモンのしると酢が例として出てきます。
例題 2
ある液体にBTB溶液を入れると黄色になりました。この液体の性質は何ですか。また、青色リトマス紙をつけるとどうなりますか。
1
BTB溶液は、酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色になります。
2
黄色なので酸性で、酸性の水溶液は青色リトマス紙を赤色に変えます。
▸ 酸性 / 青色リトマス紙が赤色に変わる
二つ目の図で酢を選ぶと、BTB溶液は黄色に、青色リトマス紙のぬれた部分は赤色に変わります。
単元テスト類題
酸とアルカリについての説明で、正しいものはどれですか。
①pHが大きいほど酸性が強い。
②酸性の水溶液は、青色リトマス紙を赤色に変える。
③純すいな水のpHは14である。
④酸とアルカリが出会うと、より強い酸になる。
⑤BTB溶液は、酸性で青色になる。
▸ ② 酸性の水溶液は、青色リトマス紙を赤色に変える。
1
酸性の水溶液は青色リトマス紙を赤色に、アルカリ性の水溶液は赤色リトマス紙を青色に変えます。
2
pHが大きいほどアルカリ性で(①)、純すいな水はpH 7で(③)、酸とアルカリが出会うと中和され(④)、BTB溶液は酸性で黄色です(⑤)。

最終更新