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小学6年生 (11-12歳)

小学6年 燃焼と消火 わかりやすく

Combustion & Fire Extinguishing

物が光や熱を出してもえることを燃焼といい、燃焼が起こるには、もえる物・酸素・発火点以上の温度の三つがそろっていなければなりません。 だから三つのうち一つでもなくせば火は消えます。水をかけて温度を下げたり、ふたをして酸素をさえぎったりするのは、どちらもこのしくみを使った消火です。 ろうそくがもえると二酸化炭素と水ができ、二酸化炭素は石灰水を白くにごらせることで確かめられます。 一つ目の図では条件のボタンを一つずつ切って火がいつ消えるかを見て、二つ目の図では三つの消火の方法をくらべてみましょう。

火がもえるには何が必要か

🔥 燃焼の三つの条件
①物が光や熱を出してもえることを燃焼といいます。
②もえる物:木、紙、ろうそく、ガスのように、もえることができる物が必要です。
③酸素:空気中の酸素が入り続けなければなりません。
④発火点以上の温度:物に火がつくいちばん低い温度を発火点といい、紙は約230 °C、木は約300 °Cです。
⑤三つのうち一つでも欠けると、火はつかないか消えてしまいます。

火を消す三つの方法

🧯 消火のしくみ
①もえる物をなくす:ガスこんろの元せんをしめたり、山火事が広がらないように前の木を切ったりします。
②酸素をさえぎる:ふたやぬれた毛布でおおったり、砂をかけたりします。
③温度を下げる:水をかけて発火点より低く冷やします。
④油や電気が原因の火事に水をかけるとかえって危ないので、おおうか、合った消火器を使います。
⑤消火器は粉やあわで火をおおい、酸素をさえぎりながら温度も下げます。

もえたあとにできるもの

もえるとできるもの
もえる物 + 酸素 → 二酸化炭素 + 水 + 光と熱
ろうそくや木のように炭素と水素をふくむ物がもえると、二酸化炭素と水ができます。
💡 もえたあとにできた物を確かめる
①ろうそくの火の上に冷たいガラスのコップをふせておくと、内側が白くくもって水てきがつきます。水ができたのです。
②ろうそくがもえたあと、コップの中の気体に石灰水を入れてふると白くにごります。二酸化炭素ができたのです。
③酸素が足りないままもえると黒いすすが出て、体に悪い一酸化炭素ができることもあります。
④火事のときは、ぬれたタオルで鼻と口をおおい、ひくい姿勢でにげます。

まとめ

燃焼の条件
もえる物 + 酸素 + 発火点以上の温度 → 燃焼
三つの条件がすべてそろってはじめて火がもえます。
消火のしくみ
燃焼の条件のうち一つをなくす → 消火
もえる物をなくす、酸素をさえぎる、温度を下げる
🎯 ポイント
①燃焼の三つの条件は、もえる物、酸素、発火点以上の温度です。
②一つでもなくすと火は消えます。これが消火のしくみです。
③物がもえると、二酸化炭素と水ができます。
④二酸化炭素は石灰水で、水は冷たいガラスにつく水てきで確かめます。
⑤火事のときは、ぬれたタオルで鼻と口をおおい、ひくい姿勢でにげます。

例題と単元テスト

例題 1
ろうそくの火をガラスのコップですっぽりおおうと、しばらくして消えました。燃焼の三つの条件のうち、何がなくなったからですか。
1
燃焼には、もえる物、酸素、発火点以上の温度がすべて必要です。
2
コップでおおうと新しい空気が入らないので、コップの中の酸素を使い切ると、もうもえ続けられません。
▸ 酸素が入らなくなったから
一つ目の図で酸素のボタンだけを切っても、まん中の火が消えます。
例題 2
ろうそくがもえたあと、どんな物ができますか。また、そのうち二酸化炭素は何で確かめられますか。
1
ろうそくがもえると、二酸化炭素と水ができます。
2
二酸化炭素は、石灰水を白くにごらせることで確かめられます。
▸ 二酸化炭素と水 / 石灰水が白くにごる
燃焼は酸素を使い、二酸化炭素と水を出します。
単元テスト類題
燃焼と消火についての説明で、正しいものはどれですか。
①燃焼には酸素は必要ない。
②水をかけて温度を下げると、火を消すことができる。
③消火とは、燃焼の三つの条件をすべてそろえることである。
④ろうそくがもえると、酸素が新しくできる。
⑤発火点より低い温度でも、火はよくつく。
▸ ② 水をかけて温度を下げると、火を消すことができる。
1
温度を発火点より低くすると燃焼の条件がくずれ、火が消えます。
2
燃焼には酸素が必要で(①)、消火は条件をなくすことで(③)、もえると二酸化炭素と水ができ(④)、発火点以上でないと火はつきません(⑤)。

最終更新