seegongsik
単語帳
高校2~高校3年生 (16-18歳)

鉱物と岩石

Minerals and Rocks

地球のすべての岩石は火成岩・堆積岩・変成岩のいずれかで、互いに変わり続けて岩石の循環をなします。 火成岩はマグマが固まり、堆積岩は積み重なって固結し、変成岩は熱と圧力で変化します。 冷却速度・構成鉱物・変成の程度で岩石を分類し、鉱物は硬さや劈開などの性質で区別します。 このページでは過程選択スライダーで、火成・堆積・変成のあいだの循環段階をたどってみましょう。

岩の3つの顔
🪨 岩石の種類
①地球の全岩石は3種類のいずれか
②火成岩(マグマが固化)·堆積岩(積もって固結)·変成岩(熱·圧力で変化)
③この3種類が絶えず変化し循環 → 岩石の循環
岩石の循環
0
💡 主要な観察
①0:火成岩 → 風化·浸食 → 堆積物 → 堆積岩
②1:堆積岩 → 熱·圧力 → 変成岩
③2:変成岩 → 溶融 → マグマ → 冷却 → 再び火成岩
岩石の分類

岩石分類

3種類の岩石
鉱物の性質
鉱物の定義
天然 + 無機 + 固体 + 結晶構造 + 一定の化学組成
これら5条件を全て満たすのが鉱物

鉱物鑑定法

List鉱物識別方法
硬さ(硬度)
滑石(1)~ ダイヤモンド(10)
モース硬度 1~10
条痕色
鉱物の色と異なることもある
条痕板で擦った粉の色
へき開/破断
雲母:一方向のへき開
一定面で割れるとへき開
光沢
表面で光を反射する性質
金属光沢/非金属光沢
例題と過去問で確認
例題 1
マグマが地下深くでゆっくり冷えて結晶が大きい火成岩を何といい、代表例は?
1
地下深くでマグマがゆっくり冷えると結晶が大きく成長する → 深成岩。
2
代表的な深成岩は花崗岩。逆に地表で速く冷えると結晶の小さい火山岩(玄武岩)になる。
深成岩(例:花崗岩)
冷却速度が結晶の大きさを左右する。ゆっくり冷えるほど結晶は大きい。
例題 2
モース硬度はダイヤモンドが10、石英が7である。ダイヤモンドで石英をひっかくとどちらに傷がつくか?
1
モース硬度は2つの鉱物をこすってどちらが傷つくかで定めた相対的な硬さの尺度である。
2
硬度の大きい鉱物が小さい鉱物を傷つけるので、硬度10のダイヤモンドが7の石英に傷をつける。
石英に傷がつく
硬度の大きい鉱物が小さい鉱物をひっかく。モース硬度は1(滑石)~10(ダイヤモンド)の相対尺度。
共通テスト類題
鉱物と岩石についての説明として正しいものは?
深成岩は地表で速く冷えて結晶が小さい
変成岩は熱と圧力を受けてできる
石炭と石灰岩は火成岩である
モース硬度が大きい鉱物ほど柔らかい
堆積岩はマグマが固まってできる
② 変成岩は熱と圧力を受けてできる
1
変成岩は既存の岩石が高い熱と圧力を受け、鉱物と組織が変わった岩石である(片麻岩、大理石)。
2
深成岩はゆっくり冷えて結晶が大きく(①)、石炭·石灰岩は堆積岩で(③)、モース硬度が大きいほど硬く(④)、マグマが固まれば火成岩である(⑤)。
総まとめ
鉱物·岩石の核心
岩石の循環:火成岩 ⇌ 堆積岩 ⇌ 変成岩(マグマ経由で循環)
冷却速度(火成岩組織)·構成鉱物·変成度で分類
🎯 試験ポイント
①火成岩:深成岩(緩·結晶大)vs 火山岩(急·結晶小)
②堆積岩特徴:層理(地層)·化石含む可能性·砕屑性·化学的·有機的
③変成岩:熱+圧力 → 葉理(縞)発達(片岩·片麻岩)
④ボーエン反応系列:マグマ冷却時の鉱物結晶順(かんらん石→石英)
⑤モース硬度:滑石(1)<石膏(2)<方解石(3)...<ダイヤ(10)
← 前へ
地球の内部構造
次へ →
地質時代と環境
このページがお役に立ったなら支援する