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単語帳
高校1~高校2年生 (15-17歳)

生態系とエネルギーの流れ

Ecosystem & Energy Flow

生態系ではエネルギーは太陽から生産者、消費者へと一方向に流れ、各段階でほとんどが熱として失われます。 物質は循環しますが、エネルギーは循環しません。 上位の栄養段階へはおよそ10%だけが伝わり、エネルギーピラミッドは上ほど細くなります。 スライダーで伝達効率を変え、ピラミッド上のエネルギーがどう減るかを確かめてみましょう。

エネルギーは一方向に流れる
☀️ 太陽 → 生産者 → 消費者 → ...
①太陽エネルギー → 生産者(光合成)→ 一次消費者 → 二次消費者 → ...
②各段階で大半が熱として失われる
③物質は循環するが、エネルギーは循環しない!
エネルギーピラミッド
10%
💡 効率を変えてみよう
①既定値10% — 有名な「10%法則」
②効率を上げても上位段階のエネルギーは急減
③三次消費者では元の0.1%しか残らない!
生態系の構成要素

生態系の構成

生態系の構成要素
生態系の相互作用

個体群の相互作用

Chart種間相互作用
種類種A種B
競争損(-)損(-)同一エサ競争
捕食利(+)損(-)ライオン·アンテロープ
寄生利(+)損(-)寄生虫·宿主
相利共生利(+)利(+)ハチ·花·シロアリ·原生生物
片利共生利(+)無関(0)サメ·コバンザメ
例題で確認
例題 1
生産者のエネルギーが 10000 kcal、エネルギー伝達効率が 10% のとき、二次消費者が得るエネルギーは?
1
1 段階上がるごとにエネルギーの 10% のみ伝達される(10% の法則)。
2
生産者 10000 → 一次消費者 1000 → 二次消費者 100 kcal。
100 kcal
10% の法則:1 段階ごとに ×0.1。2 段階上は ×0.01 なので 10000 の 1% = 100 kcal。
例題 2
ハチが花の蜜を得て花は受粉される関係は、どの種間相互作用で、両種の利益・損害は?
1
両種がともに利益(+, +)を得れば相利共生。
2
ハチは餌(蜜)、花は受粉(繁殖)を得るので両方利益 → 相利共生。
相利共生(ハチ +, 花 +)
相互作用は両種の利益(+)/損害(-)/無関係(0)の組合せで分類。(+,+)=相利共生、(+,-)=捕食・寄生、(+,0)=片利共生。
総まとめ
エネルギー流の10%法則
上位栄養段階のエネルギー ≈ 下位の10%
各段階で大半が呼吸(熱)で失われる
物質循環 vs エネルギー流
物質:循環(生産者↔消費者↔分解者)/ エネルギー:一方向(太陽→熱)
物質は再利用·エネルギーは再利用されない
共通テスト類題
生態系のエネルギーの流れと物質循環についての説明として正しくないものは?
エネルギーは太陽から始まり一方向に流れる
上位の栄養段階ほどエネルギー量が減る
炭素・窒素などの物質は生態系で循環する
エネルギーは物質のように生態系内を循環する
各段階のエネルギーの大半は呼吸で熱として失われる
④ エネルギーは物質のように生態系内を循環する
1
物質(炭素・窒素)は循環するが、エネルギーは太陽 → 熱の一方向。
2
エネルギーは循環しないので ④ が正しくない。
🎯 試験ポイント
①エネルギー流:太陽→生産者→消費者→熱(一方向)
②10%法則:上位段階に約10%伝達·残りは呼吸で失う
③生態ピラミッド:エネルギー·生物量·個体数ピラミッド
④物質は循環(炭素·窒素循環)·エネルギーは循環しない
⑤生態系の平衡:食物網が複雑なほど安定
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