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単語帳
高校1~高校2年生 (15-17歳)

ヒトの遺伝

Human Genetics

ヒトの遺伝は実験交配の代わりに家系図で分析し、常染色体と性染色体の遺伝は異なります。 常染色体優性は毎世代に現れ、劣性は親が正常でも子に現れることがあります。 X連鎖劣性は主に息子に現れ、ABO血液型のような複対立や多因子遺伝もあります。 スライダーで遺伝パターンを切り替え、家系図の形がどう変わるかを比べてみましょう。

ヒトの遺伝はなぜ複雑か?
👨‍👩‍👧‍👦 ヒト遺伝の特徴
①エンドウと違い実験交配不可 → 家系図分析
②常染色体(22対)vs 性染色体(1対 XX/XY)は遺伝が異なる
③多因子遺伝(身長·肌色):多遺伝子関与 → 連続変異
家系図分析
0
💡 パターン別特徴
①0=常染色体優性:毎世代発現·男女同率
②1=常染色体劣性:両親正常 → 子発現可(25%)·近親で増加
③2=伴性(X連鎖)劣性:主に息子発現·娘は保因者の可能性
遺伝パターンの比較

遺伝パターン比較

Chart常染色体 vs 性染色体遺伝
区分常染色体優性常染色体劣性X連鎖劣性
遺伝子位置常染色体常染色体X染色体
発現条件A一つでaa(劣性同型)X^a Y(男) または X^a X^a(女)
男女差なしなし男性で発現頻度高
耳たぶ·えくぼアルビノ·鎌状赤血球色覚異常·血友病
ヒトの遺伝現象

遺伝現象

ヒトの多様な遺伝現象
例題で確認
例題 1
A 型の父(遺伝子型 IA i)と B 型の母(遺伝子型 IB i)から生まれうる子の血液型をすべて書け。
1
父の生殖細胞は IA または i、母は IB または i。
2
組合せ:IA IB(AB)、IA i(A)、IB i(B)、ii(O) — 各 1/4。
A, B, AB, O(4 つすべて可能)
IA・IB は共優性、i は劣性。両親が i を持てば O 型(ii)の子も生まれうる。
例題 2
赤緑色覚異常(X 連鎖劣性)の保因者の母(XA Xa)と正常な父(XA Y)から、息子と娘が色覚異常になる確率は?
1
娘は父から XA を受け取るので XA XA か XA Xa → すべて正常(色覚異常 0%)。
2
息子は父から Y、母から X を受け取る → XA Y(正常)か Xa Y(色覚異常)、各 1/2。
息子 1/2 が色覚異常、娘 0%
X 連鎖劣性:息子は母の X のみ受け取るので保因者の母から 1/2。娘は父の XA により発現しない(保因者になりうる)。
総まとめ
家系図判別
両親正常 → 子発現 = 劣性 / 毎世代発現 = 優性
家系図分析の第一歩
伴性遺伝判別
父発現 → 娘全員保因者(または発現) = X連鎖
X染色体遺伝の核心の手がかり
共通テスト類題
赤緑色覚異常の保因者の母(XA Xa)と色覚異常の父(Xa Y)から生まれる子が色覚異常である確率は?
0
14
12
34
1
12
1
娘:XA Xa(保因者)か Xa Xa(色覚異常)→ 娘の 1/2 が発現。息子:XA Y(正常)か Xa Y(発現)→ 息子の 1/2 が発現。
2
息子・娘とも 1/2 が発現するので、子全体の 1/2 が色覚異常。
🎯 試験ポイント
①家系図:優性/劣性 → 常/性染色体の順で判別
②常染色体劣性:両親正常+子発現 → Aa × Aa
③X連鎖劣性:母保因者 → 息子50%発現
④ABO血液型:I^A·I^B(共優性)·i(劣性)→ 6遺伝子型
⑤多因子遺伝:連続変異·正規分布·環境影響大
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