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中学3年生 (14-15歳)

中3 太陽系 わかりやすく

The Solar System

太陽系は、太陽と、そのまわりを回る8つの惑星、そして衛星や小惑星、すい星などの小さな天体からできています。 惑星は見かけや性質から2つのグループに分けられ、太陽に近い水星・金星・地球・火星はかたい岩石でできた地球型惑星、小惑星帯より外側の木星・土星・天王星・海王星は大きくて大部分が気体の木星型惑星です。 太陽にいちばん近いのは水星ですが、表面がいちばん熱いのは厚い二酸化炭素の大気が熱を閉じこめる金星で、表面に液体の水があるのは地球だけです。 下の図で見る範囲を広げると惑星どうしの距離がどれほど開いているかが、時間を進めると内側の惑星ほど速く回るようすがわかります。

太陽系は何でできているか

☀️ 太陽を中心に回る天体
①太陽系の質量の99 %以上は太陽に集まっていて、惑星はみな同じ向き(北から見て反時計回り)に太陽のまわりを回っている
②内側の4つの惑星(水星・金星・地球・火星)は小さく、かたい表面がある
③外側の4つの惑星(木星・土星・天王星・海王星)は大きく、かたい表面がない
④図の距離は実際の比(天文単位)に合わせてあるが、惑星の大きさは見えるように大きく描いている
地球型惑星
0 か月

地球型惑星と木星型惑星

🪐 2つのグループのちがい
①地球型惑星(水星・金星・地球・火星):大きさも質量も小さく、岩石でできているので平均密度が大きい。衛星はないか少なく、環はない
②木星型惑星(木星・土星・天王星・海王星):大きさも質量も大きく、水素やヘリウムなどの気体が大部分なので平均密度が小さい。衛星が多く、どれにも環がある
③2つのグループの間、火星と木星の軌道の間には、小さな天体が多く集まる小惑星帯がある
④地球の軌道より内側を回る水星と金星を内惑星、外側を回る火星から海王星までを外惑星といい、地球型・木星型の分け方とは別のものである

惑星ごとにちがうすがた

🌍 8つの惑星の特徴
①水星:いちばん小さく太陽にいちばん近い。大気がほとんどないので昼と夜の温度差がとても大きい
②金星:厚い二酸化炭素の大気の温室効果で表面が約460 ℃にもなり、ほかの惑星と逆向きに自転している
③地球:表面に液体の水があり、生命が存在する
④火星:赤い表面に極冠があり、太陽系最大の火山オリンポス山がある
⑤木星:いちばん大きく、大赤斑という巨大な嵐がある
⑥土星:はっきりした環があり、平均密度は水より小さい
⑦天王星:自転軸がほぼ横だおしになっている
⑧海王星:太陽からいちばん遠く、風がとても強い

まとめ

惑星の順番(太陽に近い順)
水星 · 金星 · 地球 · 火星 · 木星 · 土星 · 天王星 · 海王星
頭文字をとって「すいきんちかもくどってんかい」と覚える
地球型惑星と木星型惑星
地球型:小さく密度が大きい、かたい表面 / 木星型:大きく密度が小さい、環と多くの衛星
🎯 よく出るポイント
①太陽系は、太陽・8つの惑星・衛星・小惑星・すい星などからなる
②地球型惑星は水星・金星・地球・火星、木星型惑星は木星・土星・天王星・海王星である
③地球型惑星は密度が大きく環がない。木星型惑星は密度が小さく、環と衛星が多い
④金星が水星より熱いのは、厚い二酸化炭素の大気による温室効果のためである
⑤内惑星(水星・金星)と外惑星(火星〜海王星)は、地球の軌道を境に分けたものである

例題と単元テスト

例題 1
太陽系の8つの惑星を地球型惑星と木星型惑星に分け、2つのグループの特徴を比べなさい。
1
小惑星帯を境に、内側の水星・金星・地球・火星が地球型惑星、外側の木星・土星・天王星・海王星が木星型惑星である。
2
地球型惑星は岩石でできているので、小さいが密度が大きく、環がない。木星型惑星は大部分が気体なので、大きいが密度が小さく、環と衛星が多い。
▸ 地球型惑星(水星・金星・地球・火星)は小さく密度が大きく環がない。木星型惑星(木星・土星・天王星・海王星)は大きく密度が小さく、環と衛星が多い
図で見る範囲を広げると、地球型惑星は太陽のそばに集まっていて、木星型惑星どうしの間隔はずっと広いことがわかる。
例題 2
太陽にいちばん近い惑星は水星なのに、表面温度がいちばん高い惑星は金星である。それはなぜか。
1
水星は太陽にいちばん近いが、大気がほとんどないので、昼に受けた熱が夜には宇宙へ逃げてしまう。
2
金星は二酸化炭素が大部分の厚い大気が温室効果を起こし、受けた熱を閉じこめるので、表面温度がいちばん高い。
▸ 金星の厚い二酸化炭素の大気が、温室効果で熱を閉じこめるから
惑星の表面温度は、太陽からの距離だけでなく、大気がどれだけ厚く、何でできているかによっても大きく変わる。
単元テスト
太陽系についての説明として正しいものは?
①地球型惑星は大部分が気体で、大きい
②木星型惑星は水星・金星・地球・火星である
③金星が最も熱いのは二酸化炭素の温室効果のためである
④太陽に最も近い惑星が常に表面温度が最も高い
⑤小惑星帯は木星と土星の間にある
▸ ③ 金星が最も熱いのは二酸化炭素の温室効果のためである
1
地球型惑星は岩石でできていて小さく(①誤)、水星・金星・地球・火星は地球型惑星で、木星型惑星は木星・土星・天王星・海王星である(②誤)。
2
大気がほとんどない水星より温室効果の強い金星が熱く(④誤)、小惑星帯は火星と木星の間にある(⑤誤)。金星が最も熱いのはCO₂温室効果のためである(③正)。

最終更新

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