seegongsik
中学2年生 (13-14歳)

中2 台風 わかりやすく

Typhoon

台風は、海水温が約27 °Cをこえる熱帯の海で生まれ、中心付近の最大風速が17 m/s以上に発達した熱帯低気圧です。 あたたかい海から蒸発した水蒸気が上昇して雲になるときに出す熱が台風を動かす燃料なので、陸に上がったり冷たい海に進んだりするとすぐに弱まります。 図の風速を上げると強さの階級が変わり、晴れて風の弱い目、そのすぐ外側で風雨がいちばん激しい目の壁、外へのびるらせん状の雲の帯がひと目でわかります。 北半球の台風は上から見て反時計回りに回るので、進行方向の右側では台風自身の風に移動の速さが加わって、より危険になります。

台風とは

🌀 あたたかい海が育てた巨大な低気圧
①海水温が約27 °C以上の熱帯の海で発生する
②熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が約17 m/s以上のものを台風という
③水蒸気が水滴に変わるときに出す熱がエネルギー源で、強い風と大雨をもたらす
④北半球では上から見て反時計回りに、空気がふきこみながら回る

台風のつくり

33 m/s
👁️ 台風の目と目の壁
①台風の目:中心の直径数十kmの部分で、下降気流のため空は晴れ、風は弱い
②目の壁:目をとりまく厚い雲の壁で、風と雨がいちばん強い
③らせん状の雲の帯:外側にのびて雨を降らせる
④気象庁の強さの階級:強い(33 m/s以上)、非常に強い(44 m/s以上)、猛烈な(54 m/s以上)

台風の進み方と被害

🗺️ 台風の進路
①低緯度で発生し、貿易風に流されて北西へ進む
②中緯度に来ると偏西風に流されて北東へ向きを変える(転向)
③進行方向の右側の半円は風と移動の速さが加わる危険半円、左側は比較的弱い
④暴風、大雨、高潮、停電などの被害をもたらす

まとめ

台風
熱帯低気圧のうち中心付近の最大風速が約17 m/s以上のもの
あたたかい熱帯の海で発生し、北半球では反時計回りに回る
台風のつくり
目(晴れて風が弱い)→ 目の壁(いちばん強い)→ らせん状の雲の帯
中心に近いほど気圧が低く、風は目の壁でいちばん強い
🎯 テストでよく問われること
①発生:海水温約27 °C以上の熱帯の海
②回転:北半球は反時計回り、南半球は時計回り
③進行方向の右側の半円が危険半円である
④台風の目は晴れて風が弱く、目の壁で風雨がいちばん強い
⑤陸に上がったり冷たい海に進んだりすると、水蒸気の供給が減って弱まる

例題と単元テスト

例題 1
台風はどこで発生し、北半球ではどちら向きに回るか。また、台風とよぶ風速の基準は何か。
1
台風は、海水温が約27 °C以上の熱帯の海で水蒸気の供給を受けて発生する熱帯低気圧である。
2
中心付近の最大風速が約17 m/s以上になると台風とよび、北半球では上から見て反時計回りに回る。
▸ 海水温約27 °C以上の熱帯の海で発生し、北半球では反時計回り。最大風速約17 m/s以上
南半球では、同じしくみでできた熱帯低気圧は時計回りに回る。
例題 2
台風の目と目の壁では天気がどうちがうか。また、進行方向の右側が危険なのはなぜか。
1
台風の目では下降気流で雲が消え風も弱いが、目の壁にはいちばん強い風と大雨が集まる。
2
進行方向の右側では、台風が回る風の向きと台風が進む向きが同じなので、2つの速さが加わる。
▸ 目は晴れて風が弱く、目の壁は風雨がいちばん強い。右側の半円は回る風に移動の速さが加わるので危険
台風の目が通るときはいったん静かになり、反対側の目の壁が来ると、逆向きの強い風がふきはじめる。
単元テスト
台風についての説明として正しいものは?
①台風は冷たい極地方の海で発生する
②台風の目では風が最も強い
③北半球で台風は反時計回りに回転する
④台風は陸に上陸すると強くなる
⑤台風は中心に近づくほど気圧が高くなる
▸ ③ 北半球で台風は反時計回りに回転する
1
台風は水温27°C以上の熱帯の海で発生し(①誤)、目では風が弱い(②誤)。
2
台風は陸に上がると水蒸気の供給が絶たれ弱まり(④誤)、中心に近づくほど気圧は低くなる(⑤誤)。北半球の台風は反時計回りに回転する(③正)。

最終更新

このページがお役に立ったなら支援する