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中学1年生 (12-13歳)

中1 生物の多様性 わかりやすく

Biodiversity

地球には、形もくらし方もちがう生物が数えきれないほどいるので、共通点をもとになかま分けをしないと全体をつかめません。 いちばん大きななかまは界で、原核生物界、原生生物界、菌界、植物界、動物界の5つに分ける考え方があります。 界から門、綱、目、科、属、種へと下がるほど範囲がせまくなり、同じなかまに入る生物どうしはよりよく似ています。 セキツイ動物はさらに魚類、両生類、は虫類、鳥類、哺乳類に分けられ、呼吸のしかたと体温の調節のしかたをくらべるとちがいがはっきりします。

生物はどのように分類するか

💡 5界の特徴
①動物界:自分で動き、ほかの生物を食べて養分を得る。
②植物界:光合成で自分で養分をつくる。
③菌界:キノコやカビのように胞子でふえ、死がいなどを分解する。
④原生生物界:核のある単細胞の生物や、つくりが簡単な生物で、アメーバやゾウリムシがいる。
⑤原核生物界:核のない単細胞の生物で、細菌がここに入る。

分類の段階

分類の段階
界 → 門 → 綱 → 目 → 科 → 属 → 種
界に近いほど範囲が広く、種に近いほどよく似た生物どうしがまとまる。
🔍 分類の段階の読み方
①界、門、綱、目、科、属、種の順に範囲がせまくなる。
②動物界には数えきれないほどの動物が入るが、種にはほとんど同じ生物だけが入る。
③同じ種とは、交配して、子をつくれる子孫を残せるなかまである。
④図のように、タイリクオオカミは動物界、脊索動物門、哺乳綱、食肉目、イヌ科、イヌ属に順に入る。

セキツイ動物の多様性

セキツイ動物の5つのなかま

セキツイ動物の分類
なかま呼吸器官体温例
魚類えら変温フナ、サメ
両生類えら → 肺と皮ふ変温カエル、イモリ
は虫類肺変温ヘビ、カメ
鳥類肺(気のう)恒温スズメ、ワシ
哺乳類肺恒温ヒト、クジラ
🦎 セキツイ動物の要点
①魚類、両生類、は虫類は、まわりの温度によって体温が変わる変温動物である。
②鳥類と哺乳類は、体温をほぼ一定に保つ恒温動物である。
③両生類は子のときは水中でえらで呼吸し、おとなになると肺と皮ふで呼吸して陸上でもくらす。
④クジラは水中でくらすが、肺で呼吸し子に乳をあたえるので哺乳類である。

試験のポイント

要点のまとめ
生物多様性 = 遺伝的多様性 + 種の多様性 + 生態系の多様性
多様性が高いほど、生態系は変化にたえやすい。
🎯 試験のポイント
①5界は原核生物界、原生生物界、菌界、植物界、動物界である。
②分類の段階は界、門、綱、目、科、属、種の順である。
③同じ種かどうかは、交配して子をつくれる子孫を残せるかで判断する。
④変温動物と恒温動物は体温の調節のしかたで分かれる。
⑤生物多様性を守ることで生態系が安定し、食料や医薬品などの資源も受けつがれる。

例題と単元テスト

例題 1
五界のうち、光合成で自ら養分を作る仲間と、キノコ・カビのように胞子で繁殖する分解者の仲間はそれぞれ何か?
1
5界は原核生物界、原生生物界、菌界、植物界、動物界に分かれる。
2
光合成で養分をつくるなかまは植物界、胞子でふえて分解者のはたらきをするなかまは菌界である。
▸ 植物界 / 菌界
5界は、光合成をするか、核があるか、細胞がいくつあるかのように観察できる特徴で分ける。
例題 2
分類段階「界 → 門 → 綱 → 目 → 科 → 属 → 種」で、範囲が最も広い段階と最も狭い段階は?
1
分類の段階は、界に近いほど範囲が広く、種に近いほどよく似た生物どうしが集まる。
2
したがって範囲がいちばん広い段階は界、いちばんせまい段階は種である。
▸ 最も広い = 界/最も狭い = 種
下の段階ほど、特徴の似た生物どうしがまとまる。
単元テスト類題
生物の分類についての説明として正しいものは?
①植物界は他の生物を食べて養分を得る
②分類段階で種は界より狭い範囲だ
③菌界は光合成で養分を作る
④細菌は核のある細胞からなる
⑤分類段階で種が最も広い範囲だ
▸ ② 分類段階で種は界より狭い範囲だ
1
分類段階は界が最も広く種が最も狭いので、種は界より狭い範囲である。
2
植物界は光合成で養分を作り(①)、菌界は光合成ではなく分解者で(③)、細菌は核のない原核生物で(④)、分類段階は界が最も広い(⑤)。

最終更新

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