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単語帳
高校3年生 (17-18歳)

空間図形

Space Figures

平らな紙の上では、2本の直線は交わるか平行になるかのどちらかです。 でも私たちが暮らす3次元空間では、交わりも平行もしない「ねじれの位置」まで現れ、直線と平面、平面と平面の間にも平行・交差・垂直といった位置関係が生まれます。 2平面の開き具合を測る二面角は、本を開いた角度とまったく同じ考え方です。 スライダーで視点を回して立体感をつかみ、位置関係と二面角を切り替えながら、空間で直線と平面がどう置かれるかを確かめてみましょう。

空間座標軸
30°
👀 3次元空間
①平面(2D)にy軸を加えると空間(3D)
②x軸(赤)、y軸(緑)、z軸(青)は互いに垂直
③視点を回して立体感を感じよう
④すべての点は(x,y,z)の3座標で表される
直線と平面の位置関係
0
📐 位置関係
①0:2平面が平行(交わらない)
②1:2平面が交わって交線を生成
③2:直線が平面に垂直(平面上のすべての直線と垂直)
④空間には'ねじれの位置'もある — 交わらず平行でない2直線
二面角
60°
📖 二面角とは?
①2半平面が共有する交線(辺)がある
②交線上の一点から各平面上に交線と垂直な半直線を引く
③この2半直線のなす角が二面角
④本を開いた角度と同じ概念
空間における垂直·平行の定理
三垂線の定理
PA ⊥ ℓ ⟺ PH ⊥ ℓ (HはAから平面への垂線の足)
平面上の直線との垂直関係を垂線の足で判定
平行判定
ℓ ∥ α ⟺ ℓ ∥ m (m ⊂ α なる直線mが存在)
平面内のある直線と平行なら、直線は平面と平行
🔍 核心の定理
①直線 ⊥ 平面:平面上のすべての直線と垂直
②2平面 ⊥:一方に垂直な直線が他方に含まれる
③三垂線の定理:入試頻出
④図を描きながら証明を追うと理解が早い
実際に解いてみる
例題 1 — 三垂線の定理
平面 α 上の直線 ℓ 外の点 P から α に下ろした垂線の足を H、H から ℓ に下ろした垂線の足を O とする。PH=3、HO=4 のとき PO の長さを求めよ。
1
三垂線の定理により PO⊥ℓ となり、三角形 PHO は H で直角になる。
PH ⊥ α, HO ⊥ ℓ ⇒ PO ⊥ ℓ
2
直角三角形 PHO で三平方の定理を用いて斜辺 PO を求める。
PO = √(PH² + HO²) = √(9 + 16) = √25
PO = 5
PH は平面に垂直なので PH は HO とも垂直 — よって三角形 PHO を直角三角形として扱える。
例題 2 — 正射影
平面 α と 60° の二面角をなす平面 β 上に面積 12 の図形がある。この図形の α への正射影の面積を求めよ。
1
正射影の面積は、元の面積に2平面のなす角の余弦を掛けたものである。
S' = S · cosθ
2
S=12、θ=60° を代入する。
S' = 12 · cos60° = 12 · (1/2)
S' = 6
角が大きいほど cos の値が小さくなり正射影も小さくなる — 90° なら正射影の面積は 0 になる。
総まとめ
正射影の面積
S' = S cosθ
平面図形の正射影面積 = 元の面積 × cos(二面角)
2021 評価院 模試 数学(幾何) 類題
一辺の長さ 4 の正方形が平面 α と 45° をなすとき、この正方形の α への正射影の面積は?
8
8√2
16
4√2
4
② 8√2
1
正方形の面積は 4 × 4 = 16 である。
2
正射影面積の公式に S=16、θ=45° を代入する。
S' = 16 · cos45° = 16 · (√2/2) = 8√2
🎯 試験ポイント
①空間における直線·平面の5つの位置関係を判別
②三垂線の定理 — 条件と結論を正確に
③二面角を求める — 交線に垂直な2半直線
④正射影面積 = 元の面積 × cosθ
⑤ねじれの位置にある2直線間の距離
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空間座標
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