seegongsik
小学5年生 (10-11歳)

小学5年 温度と熱 わかりやすく

Temperature and Heat

温度は、物がどれくらい冷たいか熱いかを数で表したもので、温度計ではかります。 物をつくっている小さなつぶは休まず動いていて、温度が高いほど速く動きます。 温度のちがう二つの物がふれ合うと、熱は温度の高いほうから低いほうへうつり、二つの温度が同じになると熱の移動は止まります。この状態を熱平衡といいます。 一つ目の図で温度を変えてつぶの動きを見て、二つ目の図で二つの水の温度を変えて、熱がどちらへ流れ、最後に何度になるかを確かめましょう。

温度とつぶの動き

36 °C
🌡 温度は何を表すのか
①温度は、物がどれくらい熱いか冷たいかを数で表したものです。単位は°C(セ氏度)を使います。
②物をつくっている小さなつぶはいつも動いていて、温度が高いほど速く動きます。
③手でさわったときの熱さの感じ方は人によってちがうので、正しい温度は温度計ではかります。
④アルコール温度計は、温度が上がると中の赤い液がふくらんで上にのぼります。

熱はどちらへ動くのか

80 °C
20 °C
🔥 熱が動く向き
①熱はいつも、温度の高いところから低いところへ動きます。
②熱い水と冷たい水がふれ合うと、熱い水は冷め、冷たい水はあたたまります。
③しばらくして二つの水の温度が同じになると、熱の移動は止まります。これが熱平衡です。
④同じ量の水なら、最後の温度は二つの温度のまん中くらいになります。

温度と熱はどうちがうのか

温度と熱
温度:熱さ冷たさの度合い / 熱:温度のちがいによってうつるエネルギー
温度は物の今の状態を、熱はうつっていくエネルギーの量を表します。
💡 まちがえやすい温度と熱
①温度は、物がどれくらい熱いかを表します。単位は°Cです。
②熱は、温度のちがう二つの物のあいだでうつるエネルギーです。
③コップ一ぱいの水と、ふろおけいっぱいの水を、どちらも40 °Cにあたためるには、ふろの水のほうがずっと多くの熱がいります。
④だから同じ温度でも、水の量がちがえば、あたためたり冷ましたりするのに必要な熱はちがいます。

まとめ

熱の移動のまとめ
熱:熱いほう → 冷たいほう(温度が同じになるまで)
二つの物の温度が同じになると、熱の移動は止まります。
🎯 ポイント
①温度は、物の熱さ冷たさを数で表したものです。
②温度が高いほど、物をつくっているつぶは速く動きます。
③熱は、温度の高いところから低いところへ動きます。
④二つの物の温度が同じになると、熱の移動は止まります(熱平衡)。
⑤温度と熱は、ちがう考え方です。

例題と単元テスト

例題 1
熱い水に冷たいスプーンを入れると、熱はどちらからどちらへ動きますか。
1
熱はいつも、温度の高い物から低い物へ動きます。
2
だから熱は熱い水から冷たいスプーンへ動き、スプーンはだんだん熱くなります。
▸ 熱い水 → 冷たいスプーン
スプーンと水の温度が同じになると、熱の移動は止まります。
例題 2
80 °Cの水と20 °Cの水を同じ量ずつふれ合わせると、しばらくしてどうなりますか。また、その状態を何といいますか。
1
熱が80 °Cの水から20 °Cの水へ動き、熱い水は冷め、冷たい水はあたたまります。
2
量が同じなので、二つの水はまん中くらいの約50 °Cで同じになり、そこで熱の移動が止まります。
▸ 二つの水の温度が約50 °Cで同じになります。この状態を熱平衡といいます。
二つ目の図のはじめの値がちょうど80 °Cと20 °Cなので、図の下に約50 °Cと出ます。
単元テスト類題
温度と熱についての説明で、正しいものはどれですか。
①熱は冷たいところから熱いところへ動く。
②温度が高いほど、物をつくっているつぶは速く動く。
③温度と熱はまったく同じ意味である。
④二つの物の温度が同じになっても、熱は一方へ動き続ける。
⑤熱は温度の低い物だけがもっているエネルギーである。
▸ ② 温度が高いほど、物をつくっているつぶは速く動く。
1
温度が高いほど、物をつくっているつぶは速く動きます。
2
熱は熱いほうから冷たいほうへ動き(①)、温度は熱さ冷たさの度合いで熱はうつるエネルギーであり(③)、温度が同じになると熱の移動は止まり(④)、熱は温度のちがいによってうつるエネルギーです(⑤)。

最終更新