小学5年 溶解と溶液 わかりやすく
Dissolving and Solutions
水に角ざとうを入れてかきまぜると、さとうはだんだん小さくなって見えなくなりますが、水をなめるとあまいままです。
さとうがなくなったのではなく、とても小さなつぶに分かれて、水の間に一様に広がったのです。これをとけるといい、とけるさとうを溶質、とかす水を溶媒、二つがまざったさとう水を水よう液といいます。
でも、決まった量の水にとけるさとうの量には限りがあり、それより多く入れると、とけ残ったさとうが底にたまります。
最初の図では水40 mLに入れるさとうの量をふやし、二つ目の図では、とかしたさとうの量によって水よう液がどれくらいこいかをくらべます。
とけるとはどういうこと?
水に入れたさとうが見えなくなると、さとうが消えたと言いたくなります。でも、水をなめるとあまいままで、水を蒸発させるとさとうがまた残ります。とける物を溶質、とかす液体を溶媒、まざったものを水よう液と名前をつけておくのは、見えなくなったことと、なくなったことを区別して言うためです。また、同じ量の水でも、とかしたさとうの量がちがえばこさがちがい、入れすぎるとそれ以上とけずに底に残ります。
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水40 mLにさとうがとける様子:さとうが水の間に一様に広がる最初の図は、20 °Cの水40 mLが入ったビーカーです。さとうの量のスライダーを0 gから100 gまで5 gずつ変えると、水の色がこくなり、水の中に広がった黄色い点がふえます。さとうが80 gをこえると、とけきれないさとうがビーカーの底にたまり、上の題も、もうとけないという言葉に変わります。二つ目の図には、うすい水よう液、ふつうの水よう液、こい水よう液の入ったコップが三つならんでいて、水100 mLにとかしたさとうの量を変えると、そのこさに合うコップのふちがこくなります。
🧊 とけるとは?
①溶解:ある物質が液体に一様にまざってとけることです
②溶質はとける物、溶媒はとかす液体、水よう液は溶質が溶媒にとけた液体です
③さとう水 = さとう(溶質)+ 水(溶媒)
④決まった量の水にとける量には限りがあり、もうとけない水よう液をほう和水よう液といいます
⑤図の水40 mLには、20 °Cでさとうが約80 gまでとけます
水よう液のこさ
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とかしたさとうの量によって変わる水よう液のこさ🔬 こい水よう液とうすい水よう液
①同じ量の水にさとうを多くとかすほど、こい水よう液になります
②さとうを少しとかすと、うすい水よう液になります
③こいさとう水ほどあまく、同じ体積なら重くなります
④こいさとう水ではたまごがうき、うすいさとう水ではしずむこともあるので、こさをくらべられます
はやくとかす方法
さとうが見えなくなると、水の中からなくなったと考えがちです。とけるというのは、さとうがとても小さなつぶに分かれて水の間に広がることなので、水はあまく、水を蒸発させるとさとうがまた出てきます。溶質と溶媒の名前を逆にすると、何がとけて何がとかすのかの説明がひっくり返ります。また、底にさとうが残るのは、水がもうとかせるだけとかしたということで、はじめからとけない物とはちがいます。水を足したりあたためたりすると、残ったさとうもまたとけます。
はやくとかす
かきまぜる + 細かくくだく + 水をあたためる
どれも、溶質が溶媒とよくふれ合うようにします
💡 なぜはやくとける?
①かきまぜると、さとうのまわりの水が入れかわって新しい水とふれます
②細かくくだくと、水とふれる表面が広くなります
③水をあたためると、つぶが活発に動いてはやくとけます
④だから、角ざとうよりグラニュー糖、冷たい水よりあたたかい水の方がはやくとけます
まとめ
溶解と水よう液のポイント
水よう液 = 溶質(とける物)+ 溶媒(とかす液体)
溶質が溶媒に一様に広がることを溶解といいます
🎯 まとめのポイント
①溶質はとける物(さとう、食塩など)です
②溶媒はとかす液体(水など)です
③水よう液は、溶質が溶媒に一様にまざった液体です
④ほう和水よう液は、もうとけない水よう液です
⑤かきまぜる、細かくくだく、水をあたためることで、はやくとかせます
例題と単元テスト
例題 1
さとう水で、とける物(溶質)ととかす液体(溶媒)は、それぞれ何でしょうか。
1溶解は、ある物質が液体に一様にまざってとけることです。
2さとう水では、とけるさとうが溶質、とかす水が溶媒です。
▸ 溶質:さとう/溶媒:水
食塩水なら、食塩が溶質、水が溶媒です。
例題 2
角ざとうを水にはやくとかす方法を三つ挙げましょう。
1かきまぜると、さとうのまわりの水が入れかわり、新しい水とよくふれてはやくとけます。
2細かくくだくと水とふれる表面が広くなり、水をあたためるとつぶが活発になって、はやくとけます。
▸ かきまぜる、細かくくだく、水をあたためる
三つともとける速さを変えますが、とけるさとうの量がふえるのは水をあたためたときだけです。
単元テスト類題
溶解と水よう液についての説明として正しいものはどれですか。
①溶質は、ほかの物質をとかす液体だ
②水をあたためると、さとうがはやくとける
③溶質を細かくくだくと、ゆっくりとける
④こい水よう液は、うすい水よう液より溶質が少ない
⑤ほう和水よう液には、まだ溶質がとける
▸ ② 水をあたためると、さとうがはやくとける
1水の温度が高いほど、つぶが活発に動いてはやくとけます。
2溶質はとける物で(①)、細かくくだくとはやくとけ(③)、こい水よう液は溶質が多く(④)、ほう和水よう液にはもうとけません(⑤)。
最終更新