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小学4年生 (9-10歳)

小学4年 微生物と私たちの生活 わかりやすく

Microorganisms & Our Life

食パンを長く置いておくと青っぽいはん点が出てきて、白菜を塩づけにしておくと数日後にすっぱいキムチの味になります。 どちらも、目に見えないほど小さな生き物、つまり微生物のしわざです。微生物はけんび鏡で大きくしないと、すがたが見えません。 微生物には細菌、カビ、原生生物などのなかまがあり、土や水や空気の中、わたしたちの体の内と外、どこにでもすんでいます。 ボタンで三つのなかまを切りかえてけんび鏡の中のすがたをくらべ、くらしに役立つ微生物と害になる微生物を分けて見ていきます。

微生物とは?

🔬 目に見えない小さな生き物
①微生物は、肉眼では見えないほど小さな生き物です
②細菌はとくに小さく、原生生物より十倍くらい大きく拡大しないと同じくらいの大きさに見えません
③スプーン一ぱいの土にも、数えきれないほどの微生物がすんでいます
④細菌、カビ、原生生物が代表的な微生物です

微生物のなかま

細菌・カビ・原生生物

微生物のなかま

役立つ微生物と害になる微生物

🥛 わたしたちに役立つ微生物
①乳酸菌は、白菜や牛乳を発酵させてキムチやヨーグルトをつくります
②酵母は、パン生地の中で気体を出してパンをふくらませます
③コウジカビや細菌は、大豆を発酵させてみそやしょうゆをつくります
④細菌をやっつける薬は、アオカビから初めて取り出されました
⑤土の中の微生物は、落ち葉や死んだ生き物を分解して土にかえします
⚠️ 気をつけたい微生物
①食中毒菌は、いたんだ食べ物の中でふえて、おなかをこわす原因になります
②カビの生えた食べ物は、カビの部分を取りのぞいても食べません
③病気を起こす細菌は、人から人へうつることもあります
④手をよく洗い、食べ物を冷やしておくと、害になる微生物がふえるのをふせげます

まとめ

微生物の三つのなかま
細菌 / カビ / 原生生物
目には見えなくても、わたしたちのまわりのどこにでもいます
発酵食品
微生物 + 食べ物の材料 = 発酵食品(キムチ、ヨーグルト、みそ)
役立つ微生物が材料の味やにおいを変えます
🎯 まとめのポイント
①微生物は、肉眼では見えないほど小さな生き物です
②細菌、カビ、原生生物に分けられます
③役立つ微生物は、キムチやヨーグルトのような発酵食品をつくり、死んだ生き物を分解します
④害になる微生物は、食べ物をいためたり病気を起こしたりします
⑤手洗いと食べ物の保存で、害になる微生物をふせぎます

例題と単元テスト

例題 1
微生物はなぜ肉眼で見えないのでしょうか。どうやって観察しますか。
1
微生物はとても小さな生き物なので、肉眼では見えません。
2
だから、けんび鏡で数十倍から千倍くらいに大きくしてはじめて、すがたが見えます。
▸ 小さすぎて見えないので、けんび鏡で観察する
図で細菌を選ぶと、原生生物より大きく拡大したすがただとわかります。
例題 2
キムチやヨーグルトをつくるのに役立つ微生物は何で、そのはたらきを何というでしょうか。
1
乳酸菌は、わたしたちに役立つ細菌です。
2
乳酸菌が白菜や牛乳の成分を変えて、すっぱい味を出します。これを発酵といいます。
▸ 乳酸菌/発酵
いたむことも発酵も微生物のはたらきですが、わたしたちに役立つときに発酵とよびます。
単元テスト類題
微生物についての説明として正しいものはどれですか。
①微生物はすべて人にとって害になる
②乳酸菌は発酵で役立つ食べ物をつくる
③微生物は肉眼でかんたんに見える
④カビは微生物ではない
⑤微生物は土の中にだけすむ
▸ ② 乳酸菌は発酵で役立つ食べ物をつくる
1
乳酸菌は、食べ物の材料を発酵させてキムチやヨーグルトのような役立つ食べ物をつくる微生物です。
2
微生物には役立つものもあり(①)、小さすぎてけんび鏡で見る必要があり(③)、カビも微生物で(④)、土、水、空気、わたしたちの体などどこにでもすんでいます(⑤)。

最終更新