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小学4年生 (9-10歳)

小学4年 火災と安全 わかりやすく

Fire and Safety

キャンプのたき火も、誕生日ケーキのろうそくの火も、燃える物、酸素、火がつくほど高い温度の三つがそろってはじめて燃えます。 この三つを燃焼の三要素といい、どれか一つを取りのぞくだけで火は消えます。水をかけると温度が下がり、毛布をかぶせると酸素がさえぎられます。 火事になったら「火事だ!」と大声で知らせて119番に通報し、体を低くして口と鼻をおおい、階段からにげます。 最初の図で三つの要素を一つずつぬいて火がどう消えるかを見て、二つ目の図で消火道具がどの要素を取りのぞくかをくらべます。

火が燃えるには何が必要?

🔥 燃焼の三要素
①燃える物:木、紙、油、ガスのように燃える物質
②酸素:空気の中にふくまれているので、火は空気が通る所でよく燃えます
③発火点以上の温度:物質ごとに燃え始める温度があります
④三つの要素のうち一つでも欠けると、火はつかないか消えます

火を消す方法

🧯 火を消す三つのしくみ
①冷却消火:水をかけて温度を発火点より下げます
②窒息消火:毛布やふたでおおって酸素をさえぎります
③除去消火:ガスの元せんをしめたり、燃える物をどけたりします
④油が燃えているところに水をかけると油が飛びちって火が広がるので、ふたや消火用毛布でおおいます
⑤消火器は、安全ピンをぬき、ノズルを火に向け、レバーを強くにぎって、ほうきではくように放射します

火事のときのにげ方

🚨 火事になったら
①「火事だ!」と大声で叫んでまわりに知らせます
②外へにげながら119番に通報します
③けむりは上にたまるので、体を低くしてはうように進みます
④ぬれたハンカチやそでで口と鼻をおおい、けむりをすわないようにします
⑤停電したりけむりが入ったりするエレベーターではなく、階段でおります

まとめ

燃焼の三要素
火 = 燃える物 + 酸素 + 発火点以上の温度
三つがそろってはじめて火が燃えます
消火のしくみ
消火 = 三要素のうち一つを取りのぞく
冷却(水)/窒息(毛布)/除去(燃える物をどける)
にげるとき
低い姿勢 + 口と鼻をおおう + 階段を使う
けむりをさけて、すばやく外へ出ます
🎯 まとめのポイント
①火が燃えるには、燃える物、酸素、発火点以上の温度がすべて必要です
②三つのうち一つでも取りのぞけば火は消えます
③消火器は安全ピン → ノズル → レバーの順に使います
④火事になったら119番に通報し、低い姿勢で階段を使ってにげます
⑤ふだんから家や学校のひなん経路を知っておきます

例題と単元テスト

例題 1
ろうそくの火にガラスのコップをかぶせると、しばらくして火が消えました。なぜでしょうか。
1
火が燃えるには、燃える物、酸素、発火点以上の温度がすべて必要です。
2
コップの中の酸素を使いきり、外の空気が入ってこなくなったので火が消えました。
▸ 酸素がさえぎられたから(窒息消火)
大きいコップをかぶせるほど中の酸素が多いので、ろうそくは少し長く燃えます。
例題 2
木や紙が燃える火を消すのに水がよく効くのはなぜでしょうか。
1
水は火にふれると熱をうばい、温度を発火点より下げます。
2
温度が下がると、燃焼の三要素のうち温度の条件がなくなるので火が消えます(冷却消火)。
▸ 水が温度を下げるから(冷却消火)
水は温度を、毛布は酸素を取りのぞいて火を消しているのです。
単元テスト類題
火の消し方についての説明として正しいものはどれですか。
①酸素をもっと送ると火が消える
②燃える物をどけると火が消える
③温度を上げると火が消える
④火が燃えるのに酸素はいらない
⑤発火点より低い温度でも火はよくつく
▸ ② 燃える物をどけると火が消える
1
燃焼の三要素のうち一つでも取りのぞけば火が消えるので、燃える物をどけると火は消えます(除去消火)。
2
酸素はさえぎらないと消えず(①)、温度は下げないと消えず(③)、火が燃えるには酸素が必要で(④)、発火点以上にならないと火はつきません(⑤)。

最終更新