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小学3年生 (8-9歳)

小学3年 液体と固体の性質 わかりやすく

Properties of Liquids and Solids

消しゴムは筆箱に入れても手のひらにのせても形が変わりませんが、コップの牛乳をお皿に注ぐと、お皿の形に平たく広がります。 このように形と体積が決まっているものを固体、体積は変わらないのに入れ物によって形が変わるものを液体といいます。 そのちがいは、ものをつくっているとても小さなつぶ(粒子)が、どれだけしっかりくっついているかから生まれます。 最初の図で固体・液体・気体の粒子をくらべ、二つ目の図では水200 mLを三つの入れ物に移しかえて、形だけが変わることをたしかめます。

もののすがた三つ

🔬 粒子で見る三つのすがた
①固体:粒子がしっかりくっつき、その場でふるえるだけなので、かたまりが自分の形をたもちます
②液体:粒子は近くにありますが、たがいにすべって場所を入れかえるので、入れ物の底にそって広がります
③気体:粒子がはなれて速く飛び回るので、入れ物の中いっぱいに広がります
④同じ水も、こおると固体の氷に、ふっとうすると気体の水蒸気になります

液体は入れ物に合わせて形が変わる

💧 液体のとくちょう
①入れ物をかえると、形がその入れ物に合わせて変わります
②形が変わっても量(体積)は同じなので、図の三つの入れ物の水はどれも200 mLです
③細いコップでは水面が高くなり、広い器では低く広がります
④入れ物をかたむけても、水面はいつも水平になります

固体はどこでも自分の形

🧊 固体のとくちょう
①木片は床に置いても器やコップに入れても、形と大きさが変わりません
②手でつかめて、おしてもかんたんには形が変わりません
③形と体積が決まっているので、きちんと積み重ねられます
④砂や塩は入れ物の形に入りますが、一つぶ一つぶが自分の形をたもつ固体です

まとめ

固体
固体 = 決まった形 + 決まった体積
粒子がしっかりくっつき、その場でふるえる
液体
液体 = 変わる形 + 決まった体積
粒子が近いまま、すべり合って動く
気体
気体 = 変わる形 + 変わる体積
粒子がはなれて入れ物全体に広がる
🎯 まとめのポイント
①固体は形も体積も決まっています
②液体は形が入れ物に合わせて変わりますが、体積は変わりません
③気体は形も体積も入れ物に合わせます
④三つのすがたのちがいは、粒子がどれだけしっかりくっついているかから生まれます
⑤水は、氷(固体)・水(液体)・水蒸気(気体)のすべてを見られるものです

例題と単元テスト

例題 1
広い器に入った水200 mLを細いコップに移しかえると、形と量はどうなるでしょうか。
1
液体は入れ物に合わせて形が変わります。細いコップでは水面が高くなります。
2
こぼさずに移しかえれば量(体積)は変わらないので、200 mLのままです。
▸ 形はコップの形に変わり、量は200 mLのまま
水面が高く見えても、コップが細いから上がっただけで、量は同じです。
例題 2
木片と水をいろいろな入れ物に順に移しかえると、それぞれの形はどうなるでしょうか。
1
木片は固体なので、どの入れ物に入れても形と体積が変わりません。
2
水は液体なので、体積は変わりませんが、形は入れ物に合わせて変わります。
▸ 木片は形がそのまま/水は入れ物の形に変わる
形が入れ物に合わせて変わるかどうかを見れば、固体と液体を見分けられます。
単元テスト類題
固体と液体の性質についての説明として正しいものはどれですか。
①液体は入れ物をかえると量(体積)も変わる
②固体は入れ物をかえても形が変わらない
③液体はどこに入れても形が同じだ
④固体は入れ物に合わせて形が変わる
⑤入れ物をかたむけると水面もななめになる
▸ ② 固体は入れ物をかえても形が変わらない
1
固体は形と体積が決まっているので、入れ物をかえても形はそのままです。
2
液体は入れ物をかえても体積は変わらず(①)、形は入れ物に合わせて変わります(③)。入れ物に合わせて形が変わるのは固体ではなく液体で(④)、水面は入れ物をかたむけても水平をたもちます(⑤)。

最終更新