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単語帳
高校1~高校2年生 (15-17歳)

気候変動

Climate Change

気候は30年以上の平均的な大気状態であり、産業化以降の化石燃料使用でCO₂が増え、地球平均気温は約1.1°C上がりました。 温室ガスは地表の赤外線を吸収・再放出し地球を保温し、なければ平均気温は約-18°Cまで下がります。 ミランコビッチ周期などの自然要因もありますが数万年規模なので、近年数十年の急激な温暖化は人為的な温室ガス増加で説明します。 このページでは年度スライダーを動かし、CO₂濃度と気温偏差がどう共に変わるかを確かめてみましょう。

地球は温暖化している
🌡️ 気候変動とは?
①気候:30年以上の平均的な大気状態(天気とは異なる!)
②産業革命以降·化石燃料使用 → CO₂急増 → 地球温度上昇
③地球平均気温は産業化以前より約1.1°C上昇(2020年基準)
CO₂濃度と気温変化
2020
💡 主要な観察
①CO₂と気温は共に上昇(相関)
②1950年以降急増 — 産業化·化石燃料使用急増
③将来予測:削減なしで2100年 +3.5°C以上上昇可能
温室効果
温室効果の原理
太陽放射 → 地表加熱 → 赤外線放出 → 温室ガスが吸収·再放出 → 気温維持
温室ガスがなければ地球平均気温は約-18°C(現在約15°C)

主要温室ガス

List温室ガスの種類
CO₂(二酸化炭素)
化石燃料燃焼·森林破壊
最大の寄与
CH₄(メタン)
農畜産業·湿地·天然ガス
CO₂の約25倍の温室効果
N₂O(亜酸化窒素)
肥料·工業過程
CO₂の約300倍
CFCs(フロン)
冷媒·オゾン層破壊も誘発
CO₂の数千倍
ミランコビッチ周期(自然的気候変動)
ミランコビッチ周期
公転軌道離心率(10万年)+ 自転軸傾き(4.1万年)+ 歳差運動(2.6万年)
地球が受ける太陽エネルギー分布が周期的に変化 → 氷期/間氷期
🔬 自然的 vs 人為的気候変動
①自然的:ミランコビッチ·火山噴火·太陽活動(数千~数万年)
②人為的:温室ガス排出·森林破壊·都市化(数十~数百年)
③現在の急激な気温上昇は自然変動だけでは説明不可 → 人為的原因
例題と過去問で確認
例題 1
大気中に温室効果ガスが全くなければ、地球の平均気温は約何度になるか?(現在は約15°C)
1
温室効果ガスは地表が放出する赤外線を吸収·再放出して地表を暖める。
2
温室効果ガスがなければこの保温効果が失われ、平均気温は約-18°Cまで下がる。
約-18°C
温室効果そのものは生命維持に必要な自然現象である。問題は人為的に強められた部分だ。
例題 2
近年数十年の急速な気温上昇をミランコビッチ周期で説明できない理由は何か?
1
ミランコビッチ周期は数万~数十万年の規模で非常にゆっくり作用する。
2
近年の上昇は数十年で起こり、CO₂の急増と時期が一致するため、人為的原因と考える。
時間規模が違う:ミランコビッチは数万年、近年の上昇は数十年(人為的)
自然要因(ミランコビッチ·火山·太陽)と人為要因(温室効果ガス)は作用する時間規模で区別する。
共通テスト類題
気候変動と温室効果についての説明として正しいものは?
気候は日々の大気の状態を意味する
CO₂は排出量が多く、温暖化への寄与が最も大きい温室効果ガスである
温室効果は人間が作り出した人工的現象である
ミランコビッチ周期のうち離心率の周期は約2.6万年である
温室効果ガスがなければ地球は今より暖かくなる
② CO₂は排出量が多く、温暖化への寄与が最も大きい温室効果ガスである
1
メタン·亜酸化窒素は分子あたりの効果が大きいが、排出量が圧倒的に多いCO₂が全体の温暖化寄与が最も大きい。
2
気候は30年以上の平均で(①)、温室効果は自然現象で(③)、離心率の周期は約10万年で(④)、温室効果ガスがなければ約-18°Cまで下がる(⑤)。
総まとめ
気候変動の核心
化石燃料 → CO₂↑ → 温室効果強化 → 地球温暖化
自然(ミランコビッチ)+ 人為(温室ガス)要因の複合作用
🎯 試験ポイント
①温室効果:赤外線吸収·再放出 → 地球温度維持(本来自然現象)
②主要温室ガス:CO₂·CH₄·N₂O·CFCs — 量的にCO₂が最大寄与
③ミランコビッチ:離心率(10万年)+ 傾斜(4.1万年)+ 歳差(2.6万年)
④地球温暖化の影響:海面上昇·極端気象·生態系変化
⑤温室効果なしの地球平均気温約-18°C(現在約15°C)
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