例題 1
丸い豆(A)がしわの豆(a)に対して優性のとき、雑種 Aa × Aa を交配すると子の表現型比と遺伝子型比はそれぞれいくつか?
1パネットの方形で Aa × Aa を整理すると、子は AA : Aa : aa = 1 : 2 : 1(遺伝子型比)。
2Aが一つでもあれば丸い(優性)なので、丸い(AA・Aa): しわ(aa)= 3 : 1(表現型比)。
▸ 表現型比 丸い : しわ = 3 : 1 / 遺伝子型比 AA : Aa : aa = 1 : 2 : 1
分離の法則により、雑種どうしの交配ではF₂で優性 : 劣性 = 3 : 1になる。
例題 2
純系の丸い豆(AA)と純系のしわの豆(aa)を交配した。雑種第一代(F₁)の遺伝子型と表現型は何で、その理由は?
1AA × aa では、F₁はすべて Aa の一種類の遺伝子型になる。
2Aがaに対して優性なので、F₁はすべて丸い豆として現れる(優性の法則)。
▸ F₁=すべて Aa、表現型はすべて丸い豆 / 優性の法則
純系どうしの交配のF₁は優性形質だけが現れ、遺伝子型はすべて雑種(Aa)である。
単元テスト
メンデルの遺伝の法則についての説明として正しいものは?
①雑種 Aa × Aa の子の表現型比は 1 : 1 である
②遺伝子型が Aa なら劣性形質が現れる
③純系 AA × aa の雑種第一代はすべて優性形質を示す
④劣性形質は遺伝子型が AA のときに現れる
⑤雑種第二代の表現型比は常に 1 : 2 : 1 である
▸ ③ 純系 AA × aa の雑種第一代はすべて優性形質を示す
1Aa × Aa の子の表現型比は 3 : 1 で(①誤・1:2:1は遺伝子型比)、Aaは Aがあるので優性形質が現れる(②誤)。
2劣性形質は aa のときだけ現れ(④誤)、F₂の表現型比は 3 : 1 である(⑤誤・1:2:1は遺伝子型)。純系 AA × aa の F₁はすべて優性で現れる(③正・優性の法則)。