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中学1年生 (12-13歳)

中1 鉱物資源 わかりやすく

Mineral Resources

花こう岩を近くで見ると、白、うすいピンク、黒、きらきら光るつぶがまざっていますが、このつぶ一つ一つが鉱物で、鉱物が集まってできたものが岩石です。 鉱物は自然にできた固体で、原子が規則正しく並んだ結晶なので、石英は六角柱、雲母はうすい板のように、種類ごとに決まった形や性質をもっています。 だから色、かたさ、条痕色、塩酸との反応、磁性などを順に確かめれば鉱物を見分けられ、かたさは滑石の1からダイヤモンドの10までのモース硬度とくらべて表します。 六つの鉱物を一つずつ選んで結晶の形、かたさ、使い道をくらべると、なぜ石英がガラスになり、ダイヤモンドが物を切るのに使われるのかが見えてきます。

鉱物と岩石

💎 鉱物と岩石
①鉱物は自然にできた固体で、成分が決まっていて原子が規則正しく並んだ結晶である。
②岩石はいくつかの鉱物が集まってできている。花こう岩には石英、長石、黒雲母がまざっている。
③地殻をつくる鉱物でいちばん多いのは長石で、次が石英である。
④結晶のつくりがちがうと、同じ元素でできた鉱物でも性質が変わる。ダイヤモンドと黒鉛はどちらも炭素だが、かたさが大きくちがう。

鉱物を見分ける性質

石英

モース硬度

鉱物のかたさくらべ(たがいにひっかいて決めた順番)
硬度鉱物確かめ方
1滑石つめで傷がつく
3方解石十円玉で傷がつく
5りん灰石ナイフで傷がつく
7石英ガラスに傷をつける
10ダイヤモンドいちばんかたく、何にでも傷をつける

鉱物資源の利用

鉱物資源

使い道による資源の分類
⚠️ 鉱物を見分ける性質
①色:最初に目に入るが、まざった成分で同じ鉱物でも色が変わることがあり、手がかりとしては弱い。
②条痕色:白い素焼きの板(条痕板)にこすりつけたときの粉の色で、色より安定している。黄鉄鉱と黄銅鉱はどちらも黄色いが、条痕色は黒と緑がかった黒でちがう。
③かたさ:二つの鉱物をたがいにこすり、傷がつくほうがやわらかい。
④塩酸との反応:方解石にうすい塩酸をかけるとあわ(二酸化炭素)が出る。
⑤磁性:磁鉄鉱はクリップなどの鉄を引きつける。

総まとめ

鉱物
鉱物 = 自然にできた、成分の決まった固体の結晶
色、条痕色、かたさ、塩酸との反応、磁性などの性質で見分ける。
モース硬度
1(滑石) ~ 10(ダイヤモンド)
十種類の基準鉱物をたがいにひっかいて決めた、かたさの相対的な順番。数の差がかたさの何倍かを表すわけではない。
🎯 試験ポイント
①鉱物は色、条痕色、かたさ、塩酸との反応、磁性などで見分ける。
②モース硬度:滑石(1) ~ ダイヤモンド(10)、かたい鉱物がやわらかい鉱物に傷をつける。
③条痕色は条痕板にこすった粉の色で、見た目の色より確かな手がかり。
④岩石は鉱物が集まったもの。
⑤鉱物資源はできるまでにとても長い時間がかかり量が限られているので、大切に使い、リサイクルする必要がある。

例題と単元テスト

例題 1
鉱物と岩石はどうちがうか。また、鉱物はどんな性質で見分けるか。
1
鉱物は自然にできた成分の決まった固体で、岩石はいくつかの鉱物が集まってできたものである。
2
鉱物は、色、条痕色、かたさ、塩酸との反応、磁性などその鉱物ならではの性質で見分ける。
▸ 鉱物 = 成分の決まった固体 / 岩石 = 鉱物の集まり。色、条痕色、かたさなどで見分ける
色だけで判断するとまちがいやすいので、条痕色とかたさもいっしょに確かめる。
例題 2
モース硬度で7の石英と1の滑石ではどちらがかたいか。また、石英で滑石をこするとどうなるか。
1
モース硬度は数が大きいほどかたい(滑石1 ~ ダイヤモンド10)。
2
石英(7)は滑石(1)よりかたいので、石英で滑石をこすると滑石に傷がつく。
▸ 石英のほうがかたい / 滑石に傷がつく
ひっかいてくらべると、傷はいつもやわらかいほうにつく。図で石英と滑石の棒の長さをくらべると、差がはっきりわかる。
単元テスト類題
鉱物と鉱物資源についての説明として正しいものは?
①岩石は一種類の鉱物だけからなる
②モース硬度計は数字が大きいほど硬い鉱物だ
③ダイヤモンドは滑石より軟らかい
④鉱物資源は無限で節約の必要がない
⑤鉄鉱石は非金属鉱物だ
▸ ② モース硬度計は数字が大きいほど硬い鉱物だ
1
モース硬度は数が大きいほどかたい鉱物なので、②が正しい。
2
岩石はいくつかの鉱物が集まったもので(①)、ダイヤモンド(10)は滑石(1)よりかたく(③)、鉱物資源は限りがあり大切に使う必要があり(④)、鉄鉱石は金属鉱物である(⑤)。

最終更新

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