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単語帳
高校2~高校3年生 (16-18歳)

数A 順列 わかりやすく

Permutation

順列は、順序まで区別する選び方です。 同じ3人を選んでも、1位・2位・3位のどの位置に置くかが変われば別の場合として数えるのがポイントです。 最初の席はn通り、次はひとつ減った(n-1)通りと選択肢が一つずつ減っていき、これをr回かけるとnPrになります。 上のスライダーでnとrを動かすと席ごとに選択肢が減り nPr の値が見え、円卓スライダーでは回転すると同じになる円順列が見えます。

順序ありの選択

同じ人を選んでも、席を付けると場合の数が増えます。 順列はその席の順まで区別して数える名前で、記号 nPr は n 個から r 席を前から埋めるとき残りの個数を掛けた値です。 最初の席は n、次は n − 1 と r 席目まで減る積が、公式 n! / (n − r)! と同じです。 円卓では全体を回しても同じ座り方になるので、n 通りの回転を一つと見て (n − 1)! になります。 全員を一列に並べると r = n なので n! で、同じものが混ざっていれば全体をその繰り返しの階乗で割ります。 0! = 1 なのも、これらの公式が空の積を 1 と置くからです。

🎯 順列とは?
①n 個の異なるものから r 個を選んで「順序通り」に並べる場合の数
②1 位、2 位、3 位を選ぶように、誰をどこに置くかが重要
③同じ 3 人を選んでも並べる順序が違えば別ケース
④組合せ(順序なし)は次の章

nPr の可視化

5
3

上の図には全体 n 個の球が番号付きで置いてあり、前から r 個だけ色が付いています。 下には r 個の枠が1番目から並び、枠ごとに残りの選び方 n, n − 1, … が書いてあります。 点線は上の球と下の枠をつなぎ、一番下には nPr をその積で展開した式があります。 n は 2 から 8、r は 1 から n までで、最初の値は n = 5, r = 3 です。 円卓の図には選んだ人数ぶんの色球が円の上にあり、一番上の席のそばに「固定」と書いてあります。 下の式は (n − 1)! の値を示し、円卓の人数は 3 から 7 まで、最初の値は 4 です。

💡 積の法則
①1 番目:n 通り
②2 番目:(n−1) 通り
③r 番目まで順次減少
④結果:n × (n−1) × … × (n−r+1)
順列公式
nPr = n!(n-r)!
n 個から r 個を順序ありで選ぶ場合の数

特殊な順列

円卓に n 人を座らせるのを一列の n! と同じに書くと、一周回した座り方を別の場合として二重に数えます。 回転して同じに見える席を一つにまとめるには、一人を固定して残りだけを並べ、その値が (n − 1)! です。 列に並ぶ問題で、順だけ違う組を一つと見る記号を使うと、前後が入れ替わった列を除いてしまって値が小さくなります。 隣同士でなければならない二人は、まず一塊と見てから、塊の中の前後も積に入れます。 同じものがある並べ方で分母を落とすと、区別できない席を別の場合として数えることになります。

n 個全てを並べる
nPn = n!
n 個全てを並べる場合の数
同じものを含む順列
n!p! q! r!
n 個中、同じものが p, q, r 個ずつ。この公式は箱だけ。図は nPr と円順列

円順列

4
🔄 円順列の核心
①回転すれば同じ並び
②1 人固定して残りを並べる
③n 人の円順列 = (n−1)!
④回転 n 通りが一つの並びなので n!/n = (n−1)!
⑤0! = 1
円順列公式
(n−1)!
n 個を円形に並べる場合の数

実際に解いてみる

例題 1
異なる 5 個から 2 個を選んで一列に並べる場合の数 ₅P₂ を求めよ。
1
順列は大きい数から 1 ずつ減らし、選ぶ個数だけ掛ける。
₅P₂ = 5 × 4
2
計算する。
= 20
20
順列は順序を区別して並べる場合の数。
例題 2
5 人を一列に並べるとき、特定の 2 人が隣り合う場合の数を求めよ。
1
隣り合う 2 人を 1 つの塊と見ると 4 個を並べる(4!)。
塊の並べ方 4! × 内部の順序 2!
2
計算する。
= 24 × 2 = 48
48
隣接条件は塊にして並べ、内部の順序を掛ける。

まとめ

順列の核心公式
nPr = n!(n-r)! = n(n-1)(n-2)···(n-r+1)
順序が重要な選択の場合の数
教育庁 学力評価 類型
5 個の数字 1, 2, 3, 4, 5 から異なる 3 個を選んで作れる 3 桁の自然数の個数は?
10
20
30
60
120
④ 60
1
異なる 5 個から 3 個を選んで並べるので ₅P₃。
₅P₃ = 5 × 4 × 3
2
計算する。
= 60
🎯 試験ポイント
①順列:順序あり/組合せ:順序なし
②P(n,n) = n!
③円順列 = (n−1)!
④同じものを含む順列:全体! ÷ 重複!
⑤0! = 1 を忘れずに
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