seegongsik
単語帳
セキュリティ

いちばん よわい わは ひと

ここまで わたしたちは つよい あんごうと かたい じょうまえを まなびました。でも せかいで いちばん あつい きんこも、だれかが なかから ドアを そのまま あけて しまえば なんの やくにも たちません。こうげきする ひとは これを しっています。だから かたい じょうまえを むりに こわす かわりに、もっと やさしい みちを ねらう ことも あります。それが ひとです。ぎじゅつでなく ひとの こころを ねらう この こうげきを ソーシャル エンジニアリングと よびます。きょうは これが なにかを しり、どう うたがい たしかめて じぶんを まもるかを みます。

01

いちばん よわい わ

くさりは いちばん よわい わで きれます。
どれほど ふとい わが おおくても
よわい わが ひとつ あれば くさり ぜんたいが くずれます。
セキュリティも おなじです。
あんごうは つよく じょうまえは かたくても
それを あつかう ひとが うっかり ドアを あけて しまえば
のこりが ぜんぶ むだに なります。
だから こうげきする ひとは いちばん かたい ぎじゅつでなく
いちばん よわい わ、つまり ひとを ねらう ことも あります。
これを まず みとめるのが まもりの はじまりです。

ぎじゅつ (つよい じょうまえ)あんぜん
ひと (ドア)あんぜん
つよい じょうまえと その よこの ひと。どちらが よわい わ?

つよい じょうまえを おして。ぎじゅつは へいきでも、ひとが ドアを あければ それ ぜんぶが むだに なります。

じょうまえの ほうは どれほど たたいても へいきでした。
ところが ひとの ほうの ドアが あくと
つよい じょうまえが まるごと いみを うしないました。
こうげきする ひとが ねらうのが まさに この てんです。
むずかしい ぎじゅつを こわそうと がんばる かわりに
その よこの もっと やさしい みちを さがすのです。
こわく きこえますが おびえる ひつようは ありません。
こういう こうげきが ある と しる だけで
わたしたちは すでに はんぶん そなえています。
では こうげきする ひとは ひとの なにを ねらう?

02

ひとの なにを ねらう

こうげきする ひとは ひとの よい こころを ぎゃくに つかいます。
ぐたいてきな やりかたを おぼえる ひつようは まったく ありません。
かわりに どんな かんじょうが ねらわれるかだけ しって おけば よい。
ふつう みっつの こころに ふれます。
ひとつは あせり。
かんがえる すきを あたえず はやく しろと せきたてます。
ひとつは けんい。
えらい ひとや きかんの ふりを して したがわせます。
ひとつは おもいやり。
ひとを たすけたい よい こころを ぎゃくに つかいます。
この みっつの しんごうが みえたら ちょっと とまるのが よい。

こうげきする ひとが ねらう よい こころです。ひとつずつ おして みて。
この みっつの しんごうが みえたら、ちょっと とまるのが まもりの はじまりです。

みっつの こころを おして みて。あせり、けんい、おもいやり の ような かんじょうが ねらわれる ことだけ しって おけば よい。

みっつとも じつは わたしたちの よい めんです。
はやく たすけ、めうえを うやまい、ひとを きづかう こころ。
こうげきする ひとは この よい こころを ぎゃくに ねじります。
だから わたしたちが わるい ひとに なれ という ことでは ありません。
よい こころは そのままに しつつ
いそがされた ときに いちど とまる しゅうかんだけ くわえれば よい。
ちょっとの とまりが まさに まもりの かなめです。
とまった あとは なにを する?
いそいで きた たのみが ほんものか たしかめるのです。
つぎは その たしかめる しゅうかんを みます。

03

たしかめる しゅうかん

きゅうな たのみが きたと しましょう。
その たのみが きた まさに その けいろで
すぐに こたえると あぶない ことが あります。
その けいろ じたいが つくられた ものかも しれないからです。
だから まもりの こつは けいろを かえる ことです。
でんわで なにかを もとめられたら
その ばんごうに かけなおさず
じぶんが しる こうしきの ばんごうに べつに かけて たしかめます。
メッセージの リンクを すぐ おす かわりに
ふだん つかう みちから じぶんで はいって たしかめます。
おなじ ことを べつの けいろで もう いちど たしかめるのです。

きゅうな たのみが きました
おなじ たのみに ふたつの たいおうが あります。どちらが あんぜん?

ふたつの たいおうを おして くらべて。きた けいろで すぐ こたえるより、こうしきの けいろで べつに たしかめる ほうが あんぜんです。

ふたつの みちを ならべると ちがいが はっきりしましたね。
きた けいろで すぐ こたえると
その けいろが にせもの の とき ふせぐ みちが ありません。
こうしきの けいろで べつに たしかめれば
にせものは そこで はじかれます。
たしかめ ひとつに すうふん よけいに かかる かも しれません。
でも その すうふんが おおきな じこを ふせぎます。
ほんとうに きゅうな ことなら また たしかめても へいきです。
むしろ たしかめを とめたり おこって せかしたり するなら
それが もっと あやしい しんごうです。
さあ、この うたがい じたいが まもりに なる わけを まとめましょう。

04

うたがいは まもり

ソーシャル エンジニアリングに たちむかう ぶきは おおげさでは ありません。
みに ついた ちいさな しゅうかん いくつかで じゅうぶんです。
ひとつ、ゆっくり する。
いそがされる ほど いちど とまって いきを ととのえます。
ふたつ、べつの けいろで たしかめる。
いま みた ように こうしきの けいろで べつに たしかめます。
みっつ、ひみつは いわない。
パスワードや みとめ ばんごうは だれが きいても おしえません。
ほんものの きかんは その ひみつを まるごと きかないからです。
この みっつの しゅうかんが たよれる たてに なります。

たて 0/3
みっつの まもりの ルールを ひとつずつ おして みに つけて。

みっつの まもりの ルールを じゅんに おして みに つけて。ゆっくり、べつの けいろで たしかめる、ひみつは いわない。

みっつの ルールを すべて みに つけると こころが ずっと どっしりしますね。
きづいた でしょうが みっつとも むずかしい ぎじゅつでは ありません。
ただ ひとつ おそく して、もう いちど たしかめ、
ひみつを くちに しない たいど です。
だから ソーシャル エンジニアリングの まもりは だれでも できます。
とくべつな きざいも、むずかしい ちしきも いらないからです。
ひつようなのは うたがい たしかめる おちついた こころ ひとつです。
うたがいは ぶれいでなく、じぶんと ひとを まもる れいぎ です。
さあ きょう まなんだ ことを ひとところに あつめて まとめましょう。

05

まとめて みましょう

ひとところに あつめると こうです。
あんごうが どれほど つよくても いちばん よわい わは ひとです。
こうげきする ひとは ぎじゅつでなく ひとの こころを ねらう ことも あります。
あせり、けんい、おもいやり の ような かんじょうに ふれます。
わたしたちは やりかたを おぼえる ひつよう なく
こういう こうげきが ある と しる だけで じゅうぶんです。
まもりは みっつの しゅうかんです。
ゆっくり する、べつの けいろで たしかめる、ひみつは いわない。
だから セキュリティは けっきょく しんらいの もんだいです。
おちついて うたがい たしかめる しゅうかんが いちばん かたい たてです。

1いちばん よわい わは ひと
2. . .
3. . .
4. . .
かなめを じゅんに ふりかえって。

かなめを じゅんに おして ふりかえって。(いちばん よわい わは ひと -> ねらうのは こころ -> べつの けいろで たしかめる -> うたがいは まもり)

これで セキュリティの さいごの かけらを てに しました。
あんごうや じょうまえが どれほど かたくても
それを つかう ひとが めざめて いて はじめて かんせいします。
ぎじゅつは わたしたちを たすける どうぐで
さいごの たては いつも おちついた わたしたち じしんです。
なれない きゅうな たのみの まえで いちど とまる その しゅんかん、
わたしたちは すでに いちばん つよい セキュリティを つかっています。
ゆっくり、べつの けいろで たしかめる、ひみつは いわない。
この みことばだけ おぼえれば よい。
セキュリティは けっきょく たがいへの しんらいを まもる ことだからです。

一言でいうとあんごうや じょうまえが どれほど つよくても、いちばん よわい わは ひとです。こうげきする ひとは ぎじゅつを こわす かわりに、ひとの しんらいや あせる きもち、たすけたい おもいやりを ねらう ことも あります。これを ソーシャル エンジニアリングと よびます。わたしたちに ひつようなのは、こういう こうげきが ある という 'きづき' ひとつで じゅうぶんです。やりかたを おぼえる ひつようは なく、まもる しゅうかんだけ みに つければ よいのです。かなめは ふたつ。ひとつ、きゅうで いそがせる たのみほど、たちどまって べつの けいろで たしかめます。だれかが でんわで なにかを もとめたら、その ばんごうに かけなおさず、こうしきの ばんごうで べつに たしかめます。ふたつ、パスワードや みとめ ばんごうの ような ひみつは、だれにも かるがるしく いいません。けっきょく セキュリティは ぎじゅつ だけの もんだいでなく、しんらいの もんだいです。ゆっくり うたがい たしかめる しゅうかんが、いちばん かたい たてです。
セキュリティ
このページがお役に立ったなら支援する