seegongsik
プログラミング

わかりやすく 変数 とは

前のレッスンで、コードは順番どおりに指示する言葉だと話しました。では、その命令が扱う値はどこに置くのでしょうか。名前をつけて値を入れておく箱、変数の出番です。

01

一度使った値をもう一度使うには

計算をしていると、同じ値をまた使う場面がよくあります。
たとえば自分の年齢。「今年の年齢でこれもして、あれもして」と指示するには、その年齢をどこかに入れておく必要があります。
そうしないと、毎回年齢を書き直さなければなりません。

25で あいさつする
25で 計算する
25を 画面に 出す
25を何度も書き直します。変わると全部直すことに。
年齢に25を入れる
年齢であいさつする
年齢で計算する
名前一つで呼びます。変わっても一か所直すだけ。

値を入れておかないと、どうなるか。

そこで、値に名前をつけて入れておきます。
一度入れておけば、その名前でいつでも取り出して使えます。
この入れておく箱を、変数と呼びます。

02

変数は名札のついた箱

変数を絵にすると、箱が一つです。
箱に名札をつけ、その中に値を入れます。「年齢という箱に25を入れて」という具合です。
下で名前と値を決めると、箱ができあがります。

=
年齢
25
コードでは: 年齢 = 25

名前と値を決めます。

名札は箱を呼ぶための言葉で、中の値は入っている中身です。
「年齢」と呼べば、コンピュータはその箱を探して中の25を取り出します。
名前さえわかれば、値を取り出せるのです。

03

箱はそのまま、値だけが変わる

変数の本当の使い道はここにあります。
箱の中の値は、いつでも変えられます。名札はそのままに、中身だけを入れ替えるのです。
ゲームの点数がよい例です。点数という一つの箱に、数字が次々と入れ替わって入ります。

点数
0
ボタンを押すと点数が変わります

箱の名前はそのまま、値だけを変えます。

「点数」という名前は変わらないのに、中の値はどんどん変わりました。
変わることができるから、変数と呼ぶのです。
そのおかげで、コードは状況に応じて違う動きができます。

04

変数どうしで計算する

変数にはもう一ついいところがあります。値のかわりに名前で計算できることです。
「来年の年齢は、年齢足す1」と書いておけば、年齢がいくつでも、いつも1歳多い値が出ます。
下のスライダーで年齢を変えると、結果もついてきます。

年齢
25
+
数字
1
=
来年の年齢
26
今の年齢 25、来年は 26

年齢を変えると、結果もついてきます。

値をじかに書かずに名前で計算するので、年齢が変わっても式はそのままでかまいません。
これが、変数がコードを柔軟にしてくれる秘訣です。

05

変数がいくつも集まって情報を入れる

変数一つには、値が一つ入ります。
いくつも使えば、名前、年齢、身長のように、いろいろな情報を別々に入れられます。
こうして変数が集まると、一人の情報のような複雑なものも入れられるのです。

名前="ミンジュン"
年齢=25
身長=172
学生か=真
変数 四つで 一人の情報を 入れました

いくつもの変数で情報を入れます。

変数は、プログラミングのいちばん基本の材料です。
入れた値が数なのか文字なのかによって、扱い方が少しずつ違います。
次のレッスンでは、この箱に値を入れたり見せたりする入力と出力を扱い、値の種類はその次に見ていきます。

一言でいうと変数とは、値に名前をつけて入れておく箱です。名前で呼べばいつでも取り出せ、箱はそのままに値だけを変えられるので、コードが状況に応じて柔軟に動けるのです。
← プログラミング
このページがお役に立ったなら支援する