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プログラミング

ループ わかりやすく

拍手を百回してほしいとき、「拍手」を百行も書いたりはしません。「拍手を百回」で足ります。繰り返しとは、同じことを一度だけ書いて何度もさせることで、コンピュータがいちばん得意なことです。

01

百行 vs 一行

「拍手して」を五回させたいとします。
手で書けば、「拍手して」を五行書かなければなりません。
繰り返しを使えば、「拍手して、五回」の一行ですみます。
下で、二つのやり方を並べて比べられます。

拍手
拍手
拍手
拍手
拍手
… 五行
同じ行を五回書きました。百回なら百行ですね。

手で五行 vs 繰り返しで一行。繰り返しは、何を何回するかを一行に書きます。

五回なら、まだ手でも書けます。
でも百回、千回となると、手ではとても無理です。
繰り返しは「何を、何回」を一度だけ書き、残りはコンピュータが自分で繰り返します。

02

数えながら繰り返す

繰り返しは、ふつう数を数えながら回ります。
一、二、三……と、決めた回数に届くまで同じことをします。
下のボタンを押すと、はんこが一つずつ、決めた数だけ押されます。

0
✓
✓
✓
✓
✓
一回まわるたびに数が一つ増え、はんこが一つ押されます。五で止まります。

決めた回数だけ同じことを繰り返します。数が一つ増えるたびにはんこが一つ押され、五で止まります。

数えるたびに同じことを一回ずつする、これが繰り返しの基本です。
何回するかを決めておけば、コンピュータはその回数だけ、疲れずに同じように繰り返します。

03

てっぺんまで登る

回数のかわりに「いつまで」で決めることもあります。
階段をてっぺんまで登るように、「まだなら、もう一回」というやり方です。
この「まだかな」が前に学んだ条件で、真ならもう一回、偽なら止まります。

1
2
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いちばん下です。まだてっぺんではありません。
てっぺんか?と問い、違えば(偽)もう一段、合えば(真)止まります。

条件を確かめながら繰り返します。てっぺんでなければもう一段登り、てっぺんなら止まります。

だから繰り返しと条件は、いっしょに働きます。
条件が続けるかどうかを決め、繰り返しがその仕事を繰り返すのです。
「できるまで」やる仕事は、ほとんどがこうして作られています。

04

繰り返しが省く手間

同じことを百回、手で書くと考えてみてください。
百行も書かなければならず、一つでも間違えると探すのも大変です。
繰り返しは「これを、百回」の一行で、その一行が百回分の仕事をします。

手で書く100行
繰り返しで1行
同じ仕事でも、繰り返しはたった一行で終わります。百回でも千回でも。

同じことを100回、手で vs 繰り返しで。手では100行、繰り返しなら1行。

これが繰り返しの力です。
人は百回も書けば疲れて間違えます。
コンピュータは一行もらえば、百回でも一万回でも、疲れずに同じようにやってのけます。

05

疲れずに何度も

繰り返しは、コンピュータのいちばん大きな力です。
同じことを速く、同じように、疲れずにこなします。
私たちが一度書いてあげれば、何千回でもやってのけます。
次のレッスンでは、たくさんの値を一つにまとめる配列を扱い、その次に、仕事をまとめて名前をつける関数へ進みます。

繰り返し = 一度書いて何度も
回数でも、条件でも。疲れずに同じように繰り返します。
関数
まとめて名前をつける
データの まとまり
いくつも一つに
その先
もっと大きなプログラム
次のレッスンはたくさんのものを一つにまとめる「配列」、その次は仕事をまとめて名前をつける「関数」です。

繰り返しがわかったら、次へ。繰り返し = 一度書いて何度も → 関数 · データのまとまり · その先。

これで、値に名前をつけ(変数)、種類を知り(値の種類)、判断し(条件)、計算し(演算子)、繰り返す(繰り返し)ところまで来ました。
プログラムの大きな骨組みを、ほとんど集め終えたことになります。

一言でいうと繰り返しとは、同じことを一度だけ書いて何度もさせることです。回数で決めたり、条件が真のあいだ繰り返したりします。人は百回も書けば疲れて間違えますが、コンピュータは一行もらえば千回でも同じようにやってのけます。繰り返しは、コンピュータのいちばん大きな力です。
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