わかりやすく データ型 とは
箱に値を入れ、画面に表示してきました。では、その値は数なのでしょうか、文字なのでしょうか。値にも種類があり、種類によってできることが変わります。
値は大きく三種類
変数に入る値は何でもいいわけではなく、種類があります。
計算できる数、文字でできた言葉、そして真か偽かを表す値。
この三種類が、プログラムが扱う値の基本です。
値の三つの種類。
数はただの25、文字は引用符で囲んだ"ミンジュン"、真・偽は二つのうちのどちらか。
このように見た目でも種類を見分けられます。
コンピュータもこの種類を見て、値を違うふうに扱います。
足し算も種類によって変わる
同じ「足す」でも、種類によって意味が変わります。
数どうしを足せば計算になりますが、文字どうしを足すとつながります。
何をするかは、種類が決めているのです。
同じ + でも、種類によって結果が違います。
3足す4は7ですが、"3"に"4"を足すと"34"になります。
数として見れば計算、文字として見ればつなげることです。
同じ+なのに、種類が結果を変えるのです。
"3"と3は違う
目には同じ3でも、引用符があれば文字、なければ数です。
文字の"3"では計算できず、数の3だけが計算に使えます。
下で引用符をオン・オフすると、3足す4の結果がどう変わるかがわかります。
引用符一つで種類が変わります。
引用符一つの違いで、計算になったり、つながったりします。
だから種類を取り違えると、プログラムがおかしな動きをします。
"3"と3は、同じに見えても違う値なのです。
真と偽は三つ目の種類
三つ目の種類は、真と偽です。
「そう」と「違う」の二つしかない値です。
構造の分野のALUのレッスンで、「10は7より大きいか」に真と答えたもの、それがまさにこの種類です。
二つのうちどちらかの値。
真・偽は二つに一つだけなので単純ですが、いちばん大切な種類です。
次のレッスンで見る「もし〜なら」が、まさにこの真・偽で道を選ぶからです。
種類が合わないと入らない
箱(変数)にも種類を決めておけます。
「この箱には数だけ」と決めておくと、文字を入れようとしたときに「合いません」と表示されます。
値を入れて箱の種類を切り替えながら、合うかどうかを確かめられます。
箱の種類と値が合うかを確かめます。
種類を決めておけば、おかしな値が入ることで起きるミスを防げます。
数の箱には数、文字の箱には文字。
こうして値にはそれぞれ種類があり、その種類を守ることがプログラムの基本です。
次のレッスンでは、この真・偽で分かれ道を作ってみます。