湖に石を投げると波紋が広がりますが、水そのものが遠くへ流れていくわけではなく、水はその場で上下に揺れ、揺れとエネルギーだけが周りへ伝わります。このように振動が広がっていくのが波です。
振動の向きが進む向きに垂直なら横波、平行なら縦波で、波の速さ v は振動数 f と波長 λ の積 v = fλ です。
同じ媒質では速さが決まっているので、振動数を上げるとその分だけ波長が短くなります。
二つの波が重なると変位が足し合わされ、位相差によって強め合う干渉や弱め合う干渉が起こります。
波とは
🌊 波紋が運ぶもの
①湖に石を投げると、波紋が円形に広がっていく
②水に浮かんだ葉はその場で上下するだけで、波紋といっしょに遠くへは行かない
③波とは、ある場所の振動が隣へ次々と伝わりながらエネルギーを運ぶ現象である
④媒質はその場で振動するだけで、遠くへ移っていくのは振動とエネルギーである
分類
横波と縦波
区分
横波
縦波
振動方向
進む向きに垂直
進む向きに平行
例
光(電磁波)、弦を伝わる波、地震の S 波
音、ばねを前後に動かした波、地震の P 波
媒質
弦の波は媒質が必要だが、光は必要ない
必要(音は真空中を伝わらない)
特徴
偏光がある
密な部分と疎な部分が交互にできる
横波と v = fλ
5 Hz
5 (相対目盛り)
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速さ 100 m/s の媒質を進む横波。オレンジの括弧が波長 λ 一つ分で、赤い点線が振幅 A
波の速さ
v = fλ
波の速さ(m/s)= 振動数(Hz)× 波長(m)
💡 なぜ v = fλ なのか
①波源が 1 秒に f 回振動すると、その間に波が f 個できる
②波一つの長さは λ なので、1 秒間に波が進む距離は f × λ で、これが速さ v である
③速さは媒質によって決まるので、図で振動数を変えても v = 100 m/s はそのままで、波長が λ = v/f に変わる
④振幅 A は画面上の相対目盛りである。A が大きくなると波が運ぶエネルギー(音なら大きさ)は大きくなるが、速さと波長は変わらない