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地学Ⅱ
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天体と宇宙
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星の進化
Stellar Evolution
星のエネルギー源 — 核融合
💡 なぜ星は輝くのか
①星の中心(コア)は数千万度の超高温
②この温度で水素(H)原子核4個が融合し、ヘリウム(He)1個に
③このとき質量の0.7%がエネルギーに変換(E = mc²!)
④そのエネルギーが光と熱として放出 → 星が輝く
⑤太陽:毎秒約6億トンの水素をヘリウムに変換中
H-R図 — 恒星の地図
H-R図上で質量別の進化経路
恒星質量(太陽質量 M☉)
1
📊 H-R図の読み方
①横軸:表面温度(左ほど高温!注意)
②縦軸:絶対等級·光度(上ほど明るい)
③多数の恒星は主系列(対角線帯)に分布
④左上:熱く明るいO·B型(青)
⑤右下:冷たく暗いM型(赤)
質量が星の運命を決める
質量-光度関係
L ∝ M
3.5
質量2倍 → 光度約11倍(2
3
.5 ≈ 11.3)
主系列の寿命
t ∝
M
L
≈
1
M
2.5
大質量星 = 燃料は多いが消費が速く寿命は短い
比較
📊
質量による星の進化
区分
太陽型(≤3M☉)
大質量(>3M☉)
主系列寿命
~100億年(太陽)
~数百万年
中心核融合
H→He
H→He→C→O→...→Fe
主系列以後
赤色巨星
超巨星
最終段階
惑星状星雲 → 白色矮星
超新星爆発
残骸
白色矮星(地球大)
中性子星 / ブラックホール
📐 なぜ大質量星が先に死ぬか
①質量が大きいほど中心温度·圧力が高い
②核融合が速く進む → 燃料を急速に消費
③太陽:~100億年寿命 / 10M☉星:~2千万年寿命
④寿命 ∝ 1/M^2.5 — 大質量ほど劇的に短い
星の最期
💫 太陽型 vs 大質量星の最期
①太陽型:水素枯渇 → ヘリウム核融合 → 外層膨張(赤色巨星)→ 外層放出(惑星状星雲)→ 中心部のみ(白色矮星)
②大質量:Feまで核融合 → 鉄は核融合不可 → コア崩壊 → 超新星爆発!
③超新星後:1.4~3M☉→ 中性子星、>3M☉→ ブラックホール
④我々の体の元素(C·O·Fe等)は過去の恒星の核融合·超新星で生成された!
総まとめ
核心関係
L ∝ M
3.5
, 寿命 ∝
1
M
2.5
大質量ほど明るいが寿命は短い
🎯 試験ポイント
①H-R図:横軸=温度(左ほど高)·縦軸=光度(上ほど明)
②主系列:大質量ほど左上(高温·高光度)
③太陽型:主系列→赤色巨星→惑星状星雲→白色矮星
④大質量:主系列→超巨星→超新星→中性子星/ブラックホール
⑤寿命 ∝ 1/M^2.5(大質量ほど短い)
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