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単語帳
高校1~高校2年生 (15-17歳)

海流と海水の性質

Ocean Currents & Properties

風が海面を押して表層海流が生まれ、赤道の暖水と極地の冷水が巨大なベルトコンベアのように循環します。 暖流は赤道から高緯度へ熱を運び、寒流は高緯度から赤道へ冷水を送り湧昇を起こすこともあります。 水温・塩分差による深層循環が加わると、地球全体で熱が再分配され気候を調節します。 このページでは赤道-極の温度差スライダーを調節し、暖流と寒流の流れがどう強まるかを見てみましょう。

海のベルトコンベア
🌊 海流はなぜ流れるのか?
①風が海面を押し表層海流が生まれる
②赤道の暖水と極地の冷水が循環
③巨大なベルトコンベアのように地球全体で繋がっている
暖流と寒流の循環
25°C
💡 主要な観察
①温度差が大きいほど海流が強くなる
②暖流:赤道から高緯度へ熱を運ぶ(→ 温暖な気候)
③寒流:高緯度から赤道へ冷水を移動(→ 湧昇を誘発)
海流の種類

表層海流 vs 深層循環

Chart海流の分類
区分表層海流深層循環
駆動力風(大気循環)水温·塩分差(熱塩循環)
深さ表面~数百m数百m~数千m
速度速い非常に遅い(数百~数千年)
黒潮·メキシコ湾流北大西洋深層水
エルニーニョとラニーニャ
エルニーニョ
東太平洋水温↑ → 貿易風弱化 → 湧昇減少 → 異常気象
赤道東太平洋海面水温が平年より0.5°C以上高い状態
ラニーニャ
東太平洋水温↓ → 貿易風強化 → 湧昇増加 → 逆パターン
エルニーニョの反対現象 — 韓国は厳寒·豪雪傾向
🌡️ 海水の性質
①水温:深さとともに減少(混合層-水温躍層-深海層)
②塩分:平均約35‰(psu)·蒸発多→高、降水多→低
③密度:水温↓ 塩分↑ → 密度↑ → 沈降(深層循環の駆動力)
例題と過去問で確認
例題 1
黒潮のように低緯度の暖かい水を高緯度へ運ぶ表層海流を何というか?
1
低緯度(赤道)の暖かい水を高緯度へ運ぶ海流を暖流という。
2
逆に高緯度の冷たい水を低緯度へ運ぶ海流は寒流である。
暖流
暖流は熱を高緯度へ運び、周囲の気候を温和にする。
例題 2
海水の水温が下がる、または塩分が高くなると密度はどう変わり、その結果どんな循環が起こるか?
1
水温が低いほど、塩分が高いほど海水の密度は大きくなる。
2
密度が大きくなった海水は沈み込み、深層循環(熱塩循環)を起こす。
密度増加 → 沈降 → 深層循環(熱塩循環)
表層海流は風、深層循環は水温·塩分(密度)の差が原動力である。
共通テスト類題
海流と海水の性質についての説明として正しいものは?
表層海流の主な原動力は水温と塩分の差である
エルニーニョのとき赤道東太平洋の表層水温が平年より高くなる
湧昇は栄養塩を減らし漁場を悪化させる
寒流は赤道から高緯度へ流れる
深層循環は表層海流より速い
② エルニーニョのとき赤道東太平洋の表層水温が平年より高くなる
1
エルニーニョは貿易風が弱まり、赤道東太平洋の表層水温が平年より高くなる現象である。
2
表層海流は風が原動力で(①)、湧昇は栄養塩を持ち上げ良い漁場を作り(③)、寒流は高緯度から低緯度へ流れ(④)、深層循環は非常に遅い(⑤)。
総まとめ
海流循環の核心
風 → 表層海流 / 水温·塩分差 → 深層循環 → 全地球熱輸送
大気と海洋が共にエネルギーを再分配し気候を調節
🎯 試験ポイント
①表層:風が駆動 / 深層:熱塩循環(水温·塩分)
②暖流=高温·低緯度→高緯度 / 寒流=低温·高緯度→低緯度
③湧昇:深層の冷水が上昇 → 栄養塩豊富 → 良漁場
④エルニーニョ:東太平洋水温↑·貿易風↓ / ラニーニャ:逆
⑤韓国:黒潮支流+ 北朝鮮寒流の合流 → 潮境水域(良漁場)
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