地学Ⅰ大気と海洋

海流と海水の性質

Ocean Currents & Properties

海のベルトコンベア
🌊 海流はなぜ流れるのか?
①風が海面を押し表層海流が生まれる
②赤道の暖水と極地の冷水が循環
③巨大なベルトコンベアのように地球全体で繋がっている
暖流と寒流の循環
25°C
💡 主要な観察
①温度差が大きいほど海流が強くなる
②暖流:赤道から高緯度へ熱を運ぶ(→ 温暖な気候)
③寒流:高緯度から赤道へ冷水を移動(→ 湧昇を誘発)
海流の種類

表層海流 vs 深層循環

📊海流の分類
区分表層海流深層循環
駆動力風(大気循環)水温·塩分差(熱塩循環)
深さ表面~数百m数百m~数千m
速度速い非常に遅い(数百~数千年)
黒潮·メキシコ湾流北大西洋深層水
エルニーニョとラニーニャ
エルニーニョ
東太平洋水温↑ → 貿易風弱化 → 湧昇減少 → 異常気象
赤道東太平洋海面水温が平年より0.5°C以上高い状態
ラニーニャ
東太平洋水温↓ → 貿易風強化 → 湧昇増加 → 逆パターン
エルニーニョの反対現象 — 韓国は厳寒·豪雪傾向
🌡️ 海水の性質
①水温:深さとともに減少(混合層-水温躍層-深海層)
②塩分:平均約35‰(psu)·蒸発多→高、降水多→低
③密度:水温↓ 塩分↑ → 密度↑ → 沈降(深層循環の駆動力)
総まとめ
海流循環の核心
風 → 表層海流 / 水温·塩分差 → 深層循環 → 全地球熱輸送
大気と海洋が共にエネルギーを再分配し気候を調節
🎯 試験ポイント
①表層:風が駆動 / 深層:熱塩循環(水温·塩分)
②暖流=高温·低緯度→高緯度 / 寒流=低温·高緯度→低緯度
③湧昇:深層の冷水が上昇 → 栄養塩豊富 → 良漁場
④エルニーニョ:東太平洋水温↑·貿易風↓ / ラニーニャ:逆
⑤韓国:黒潮支流+ 北朝鮮寒流の合流 → 潮境水域(良漁場)