Reaction Enthalpy
カイロは鉄がさびる反応で出る熱で温まり、冷却パックは硝酸アンモニウムが水に溶けるときに熱を吸収して冷たくなります。 反応が熱を出すか吸収するかは、生成物と反応物のエンタルピーの差 ΔH で表し、ΔH が負なら発熱、正なら吸熱です。 反応物の結合を切るにはエネルギーが要り、生成物の結合ができるときにはエネルギーが出るので、結合エネルギーから ΔH を見積もれます。またエンタルピーは初めと終わりの状態だけで決まるので、いくつかの反応を足し引きして ΔH を求めることもできます(ヘスの法則)。 図では、ΔH によって変わるエネルギーの山、H₂ と Cl₂ が HCl になるあいだのエネルギーの出入り、炭素が二酸化炭素になる二つの道すじが見られます。
最終更新