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単語帳
高校1~高校2年生 (15-17歳)

酸化還元反応

Oxidation-Reduction Reaction

酸化は電子を失うこと(酸化数増加)、還元は電子を得ること(酸化数減少)で、両者は常に同時に起こります。 酸化数は単体0、H=+1、O=-2などの規則で決め、化合物内では合計が0になります。 酸化剤は相手を酸化させ自分は還元され、還元剤はその逆です。 このページでは反応の進行と例を変え、電子の移動と酸化数の変化を追跡します。

酸化還元とは何か?
5
💡 核心:電子の移動
①酸化 = 電子を失う(酸化数増加)
②還元 = 電子を得る(酸化数減少)
③酸化と還元は常に同時に起こる
④失う側があれば必ず得る側がある
酸化数の変化
0
酸化数の規則
単体=0、H=+1、O=-2、イオン=電荷
化合物中の酸化数の総和 = 0
🔍 3つの例を確認!
①Mg + O₂:Mg 0→+2(酸化)、O 0→-2(還元)
②Fe₂O₃ + CO:Fe +3→0(還元)、C +2→+4(酸化)
③Na + Cl₂:Na 0→+1(酸化)、Cl 0→-1(還元)
酸化剤と還元剤
酸化剤
相手を酸化させる物質 = 自身は還元される
電子を奪う物質(酸化数減少)
還元剤
相手を還元させる物質 = 自身は酸化される
電子を渡す物質(酸化数増加)
💡 覚え方のコツ
①酸化剤 = '相手を酸化する者' = 自分は還元
②還元剤 = '相手を還元する者' = 自分は酸化
③名前と行動が逆!→ 試験で罠
④Zn + Cu²⁺:Zn = 還元剤(酸化される)、Cu²⁺ = 酸化剤(還元される)
実際に解いてみる
例題 1
硫酸(H₂SO₄)における硫黄(S)の酸化数を求めよ。
1
H=+1、O=−2 の規則を適用し、化合物中の酸化数の総和が 0 であることを用いる。
2(+1) + S + 4(−2) = 0
2
式を整理して S の酸化数を求める。
S = +6
S = +6
H 2個と O 4個の酸化数の和が +2−8=−6 なので、総和を 0 にするには S が +6 でなければならない。
例題 2
次の反応で酸化された元素と還元された元素を答えよ:Zn + Cu²⁺ → Zn²⁺ + Cu
1
各元素の酸化数の変化を追う。
Zn: 0 → +2, Cu: +2 → 0
2
酸化数が増えれば酸化(電子を失う)、減れば還元(電子を得る)。
Zn 酸化(電子を失う), Cu²⁺ 還元(電子を得る)
Zn 酸化 / Cu²⁺ 還元
Zn は電子を失って酸化数が上がり、Cu²⁺ は電子を得て酸化数が下がる。
総まとめ
酸化還元の3定義
①電子:酸化=失う、還元=得る ②酸化数:酸化=増加、還元=減少 ③酸素:酸化=結合、還元=除去
3つの視点はすべて一致
2021 評価院 模試 化学Ⅰ 類題
次のうち窒素(N)の酸化数が +5 であるものはどれか?
NH₃
N₂
NO
NO₂
HNO₃
⑤ HNO₃
1
化合物中の酸化数の総和は 0 である。
2
HNO₃ では H=+1、O=−2 が 3個なので、N の酸化数を求める。
(+1) + N + 3(−2) = 0 → N = +5
🎯 試験ポイント
①酸化数の求め方:H=+1、O=-2、合計=0(化合物)または電荷(イオン)
②酸化剤·還元剤の区別:名前と自身の変化が逆
③電子数の均衡:失った電子 = 得た電子
④日常の酸化還元:鉄の腐食(酸化)、光合成(還元)
⑤頻出:酸化数変化で酸化·還元·酸化剤·還元剤を判定
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