seegongsik
単語帳
高校1~高校2年生 (15-17歳)

生命現象の特性

Characteristics of Life

生物は細胞からなり、物質代謝・刺激と反応・恒常性・生殖と遺伝・適応と進化を共有します。 物質代謝は小さな分子を大きくする同化と、大きな分子を分解してエネルギーを得る異化のバランスです。 細胞はこの均衡を保って生き、ウイルスは細胞構造や独立した代謝がなく生命の境界にあります。 スライダーでエネルギー入力を変え、同化と異化がどう変わるかを見てみましょう。

生命体とは何か?
🌱 生きているとはどういうことか
①石と木の違いは? — 木は成長し、反応し、エネルギーを使う
②生命体には共通の特性がある
③それらを理解すれば「生命とは何か」が見えてくる
細胞と代謝の可視化
5
🔬 核心観察
①エネルギーを上げると同化作用(合成)が活発化
②異化作用(分解)は常に一定水準を維持 — 生存エネルギー
③細胞は同化·異化の均衡で恒常性を維持
生命現象の6つの特性

生命現象の特性

生命体の共通特性
同化作用 vs 異化作用

代謝比較

Chart同化作用 vs 異化作用
区分同化作用異化作用
方向小分子 → 大分子大分子 → 小分子
エネルギー吸収(吸熱)放出(発熱)
光合成、タンパク質合成細胞呼吸、消化
ATPATP消費ATP生成
代謝の核心
代謝 = 同化作用 + 異化作用
生命維持の基本 — 合成と分解の均衡
例題で確認
例題 1
次のうち同化作用に当たるものをすべて選べ。(ア)光合成(イ)細胞呼吸(ウ)タンパク質合成(エ)消化
1
同化作用は小さな分子から大きな分子を合成し、エネルギーを吸収する。
2
光合成(CO₂+H₂O→ブドウ糖)とタンパク質合成(アミノ酸→タンパク質)が同化。細胞呼吸・消化は分解(異化作用)。
(ア)、(ウ)
同化 = 合成・エネルギー吸収、異化 = 分解・エネルギー放出。
例題 2
ウイルスが生物と無生物の両方の特性を示す理由を、細胞と代謝の観点から説明せよ。
1
生物的特性:遺伝物質(DNA/RNA)を持ち、宿主細胞内で増殖し、遺伝・変異が起こる。
2
無生物的特性:独自の細胞構造を持たず、自力で代謝できないため、宿主外ではタンパク質の結晶として存在する。
遺伝物質・増殖(生物的)vs 細胞構造なし・独立代謝不可(無生物的)
生命の特性のうち「細胞」と「独立した代謝」を満たさず、生物/無生物の境界に位置する。
総まとめ
生命現象の6大特性
細胞 · 代謝 · 刺激反応 · 恒常性 · 生殖遺伝 · 適応進化
全生命体が共有する特性
共通テスト類題
生命現象の特性とその例の組み合わせとして正しくないものは?
物質代謝 — 細胞呼吸で ATP を生成
刺激と反応 — 植物が光の方へ曲がる
恒常性 — 体温を一定に保つ
生殖と遺伝 — 親の形質が子に伝わる
物質代謝 — 岩が風雨で削られる
⑤ 物質代謝 — 岩が風雨で削られる
1
物質代謝は生命体が細胞内でエネルギーを使い物質を合成・分解する現象。
2
岩の風化は物理・化学的変化に過ぎず生命現象ではないので、組み合わせが正しくない。
🎯 試験ポイント
①細胞は生命体の構造的·機能的基本単位
②代謝 = 同化(合成、エネルギー吸収) + 異化(分解、エネルギー放出)
③恒常性 = 体内環境を一定に保つ(負のフィードバック)
④ウイルス:細胞構造なし·独立代謝なし → 生物·無生物議論
⑤適応と進化は個体ではなく集団レベルで起こる
← 前へ
化学Ⅱ · 電気化学
次へ →
細胞と細胞分裂
このページがお役に立ったなら支援する