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単語帳
高校1~高校2年生 (15-17歳)

防御作用 — 免疫

Immune System

体は病原体に対して非特異的防御と特異的防御をあわせて使います。 皮膚や食細胞のように多くの病原体に同じ反応をする自然免疫と、抗原に合わせた体液性・細胞性免疫があります。 抗体は特定の抗原にだけ結合し、記憶細胞のおかげで二次免疫は速く強く起こります。 スライダーで病原体数を変え、抗原抗体反応がどう変わるかを観察してみましょう。

なぜ私たちは病気にならないのか?
🛡️ 免疫 = 体の防御システム
①毎日多くの病原体が侵入するが大半は健康
②体には1次(非特異的)+2次(特異的)防御システムがある
③「非特異的」= 全病原体に同じ反応、「特異的」= 特定の抗原のみ攻撃
免疫反応の可視化
5
💡 観察ポイント
①病原体が多いほど免疫反応が強くなる
②抗体(Y字型)は特定の抗原だけに結合(鍵-鍵穴)
③抗原-抗体結合 → 病原体無力化 → 食細胞が処理
防御体系の分類

免疫の分類

防御作用の種類

免疫の比較

Chart体液性 vs 細胞性
区分体液性細胞性
主役B細胞 → 形質細胞T細胞(キラーT)
武器抗体(血液中)直接接触で破壊
標的細胞外病原体感染細胞·癌細胞
記憶記憶B細胞(二次免疫)記憶T細胞
例題で確認
例題 1
皮膚・粘膜・食細胞による防御と、B リンパ球の抗体産生による防御は、それぞれどの防御に当たるか?
1
すべての病原体に同じように反応すれば非特異的(自然)、特定の抗原のみに適応反応すれば特異的(適応)防御。
2
皮膚・粘膜・食細胞は非特異的防御、抗体産生(B リンパ球)は特異的防御(体液性免疫)。
皮膚・粘膜・食細胞 = 非特異的防御 / 抗体産生 = 特異的防御
非特異的 = 抗原の種類に関係なく同じ反応、特異的 = 特定抗原に適応。抗体産生は特異的(体液性)。
例題 2
ワクチン接種をすると同じ病気に再びかかっても速く強く防御される理由を、免疫記憶の観点から説明せよ。
1
初回侵入時に抗体産生とともに記憶細胞(記憶 B・T 細胞)がつくられる。
2
同じ抗原が再侵入すると記憶細胞がただちに増殖・分化し、より速く強い二次免疫反応が起こる。
記憶細胞により二次免疫反応が速く強く起こる
ワクチン = 抗原(弱毒化)を先に曝露し記憶細胞を形成すること。二次反応が核心。
総まとめ
免疫の核心経路
抗原侵入 → マクロファージ提示 → T細胞活性 → B細胞分化 → 抗体産生
特異的免疫の核心の流れ
二次免疫反応
記憶細胞存在 → 同抗原の再侵入 → 速く強い反応
ワクチンの原理 — 記憶細胞を予め作る
共通テスト類題
ヒトの免疫についての説明として正しくないものは?
皮膚と粘膜は非特異的防御に当たる
体液性免疫では B リンパ球が抗体を産生する
細胞性免疫では T リンパ球が感染細胞を直接破壊する
1 つの抗体はあらゆる種類の抗原に結合する
二次免疫反応は記憶細胞により速く起こる
④ 1 つの抗体はあらゆる種類の抗原に結合する
1
抗体は特異性があり、1 つの抗体は特定の抗原 1 つにのみ結合する(鍵と鍵穴)。
2
「あらゆる抗原に結合」は特異性に反するので ④ が正しくない。
🎯 試験ポイント
①非特異的(自然):皮膚·粘膜·食細胞·炎症 → 全病原体同じ反応
②特異的(獲得):抗原に特化 → 体液性(抗体)+ 細胞性(キラーT)
③抗体の特異性:1抗体 = 1抗原のみ結合
④二次免疫:記憶細胞 → 速く強い反応(ワクチン)
⑤ABO血液型:抗原(凝集原)+ 抗体(凝集素)→ 輸血適合
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