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CLUSTER · 意味の群

行き来

30 字

字の話

出chū · シュツ出る

甲骨文字の「出」は穴(凵) + 足(止) — 「足が穴の口から出る」絵が「出る・出発」の原義。古代の住居が穴居だった時代、「穴から出る」=「外に出る」がそのまま字源化。

日本語の音読みは シュツ — 出発(しゅっぱつ)・出席(しゅっせき)・出口(でぐち、訓+訓)・輸出(ゆしゅつ)・提出(ていしゅつ)。訓読みは で.る・だ.す — 出る(でる)・出す(だす)・出口(でぐち)・思い出(おもいで)・引き出し(ひきだし)。日本駅・施設の必須案内 — 「出口(でぐち)」「入口(いりぐち)」 — 訓+訓の混合読みで、外国人旅行者が最初に覚える日本の標識用語。

韓国の漢字音は「chul」 — 出發(출발)・出席(출석)・出口(출구)・輸出(수출)・提出(제출)。日本と意味重なり大。漢字音「chul」は固有語「nagada(nagada, 出る)」と併存。

中国語は chū、1声 — 出(chū)・出来(chūlái, 出てくる)・出去(chūqù, 出ていく)・出口(chūkǒu, 出口)・出现(chūxiàn, 出現する)・出差(chūchāi, 出張)。中国語独自 — 「出差(chūchāi)」 = 出張、字義「差(任務) を出す」、日本語「出張」と表現が違う。中国ビジネスの「出差去北京」(北京に出張)は東アジア共通の現代仕事文化。

覚え方: 穴(凵) + 足(止) — 穴から足が出ていく絵。

読み方
中 chū 日 シュツ / で.る · だ.す
使われる言葉
  • 出口でぐちexit
  • 出発しゅっぱつdeparture
  • 出るでるto come out
  • 出口chūkǒuexit / export
  • 出生chūshēngbe born
  • 出去chūqùgo out
行xíng · コウ · ギョウ行く

甲骨文字の「行」は十字路の絵 — 縦と横の道が交わる交差点。古代では「人が行き交う場所 = 交差路」が原義、後に「行く・進む・実行する」の動詞へ拡張。「行」が銀行(銀行 = 銀の行)・行列(列)・行為(行うこと) など、意味の範囲が異常に広い字。

日本語の音読みは コウ・ギョウ・アン (稀) — 旅行(りょこう)・銀行(ぎんこう)・行動(こうどう) は コウ、行事(ぎょうじ)・修行(しゅぎょう)・行列(ぎょうれつ) は ギョウ、行燈(あんどん) は アン (古語)。訓読みは い.く・ゆ.く・おこな.う — 行く(いく/ゆく)・行う(おこなう)。「いく / ゆく」 は両方使える、文学的には「ゆく」が雅、口語では「いく」が普通。

韓国の漢字音は「haeng」 — 旅行(여행)・銀行(은행)・行動(행동)・行事(행사)・行進(행진)。日本と意味重なり大。固有語「gada(gada, 行く)」が日常動詞、漢字「haeng」は熟語専用。

中国語は xíng・háng の二音 — xíng で「行く・実行・OK」、háng で「行列・職業階級」を意味分担。日常頻出 — 行(xíng, OK)・走行(zǒuxíng, 歩行)・行李(xíngli, 荷物)・银行(yínháng, 銀行、háng 読み)・一行(yīháng, 一行)。中国語の最頻出口語の一つ — 「行!(xíng!)」 = 「OK・いいよ」、「不行(bùxíng)」 = 「ダメ」。中国語学習者が最初に覚える反射的応答。

覚え方: 十字路の絵 — 道の交差から「行く」「行う」へ意味が広がった。

読み方
中 xíng 日 コウ · ギョウ / い.く · ゆ.く · おこな.う
使われる言葉
  • 旅行りょこうtravel
  • 行くいくto go
  • 銀行ぎんこうbank
  • 行人xíngrénpedestrian
  • 银行yínhángbank
  • 进行jìnxíngto carry out
会huì · カイ · エ会う

甲骨文字の「會」(旧字) は蓋(亼) + 集まる物(曾) — 「蓋付き容器に物を集める」の絵が「会う・集まる」の原義。中国大陸簡体字「会」と日本新字体「会」は同じ簡略化、台湾・香港は「會」を保持。

日本語の音読みは カイ・エ — 会社(かいしゃ)・会議(かいぎ)・会場(かいじょう)・国会(こっかい)・委員会(いいんかい) は カイ、会釈(えしゃく、軽い挨拶)・会得(えとく、悟り) は エ系で仏教用語に残る。訓読みは あ.う — 会う(あう)・出会い(であい)。日本社会経済の核 — 「会社員(かいしゃいん)」 = サラリーマン、戦後日本の終身雇用体制が「会社員」アイデンティティを作り出し、漢字一字に20世紀日本の社会階層が凝縮。

韓国の漢字音は「hoe」 — 會社(회사)・會議(회의)・國會(국회)・委員會(위원회)・教會(교회)。韓国も「hoesawon(会社員)」が経済アイデンティティの核。日本同様、終身雇用文化(평생직장)があったが、IMF外換危機(1997)後に大きく変動。

中国語は huì、4声。簡体字「会」 — 会(huì)・开会(kāihuì, 会議を開く)・社会(shèhuì, 社会)・国会(guóhuì, 国会)。中国独自 — 「会」は助動詞「~できる・~するだろう」 = 我会说中文(wǒ huì shuō Zhōngwén, 中国語が話せる)、我会去(wǒ huì qù, 行くつもり)。日本語の「~できる」「~だろう」を一つの「会」が担う、中国語独自の文法用法。

覚え方: 蓋付き容器に物が集まる — 「会う・集まる」の原型。

読み方
中 huì 日 カイ · エ / あ.う
使われる言葉
  • 会うあうto meet
  • 会社かいしゃcompany
  • 会議かいぎmeeting
  • 会议huìyìmeeting
  • 机会jīhuìopportunity
  • 开会kāihuìto hold a meeting
来lái · ライ来る

甲骨文字の「來」(旧字) は麦(麦)の絵 — 「麦が実って収穫期に村にやってくる」が原義、後に「来る」全般の動詞に拡張。中国大陸簡体字「来」と日本新字体「来」は同じ簡略化。

日本語の音読みは ライ — 来年(らいねん)・来月(らいげつ)・将来(しょうらい)・未来(みらい)・往来(おうらい)。訓読みは く.る・きた.る・き — 来る(くる)・来週(らいしゅう、音)・来たる(きたる、文語)。「来る」は日本語の不規則活用動詞 — くる/きます/こない/きた と語幹が変則変化、もう一つの不規則動詞「する」と並ぶ初級学習者の難所。

韓国の漢字音は「rae」 (語頭では「nae」) — 來年(내년)・來日(내일)・將來(장래)・未來(미래)。注意: 韓国頭音法則で「rae → nae」 — 「naeil(明日)」「naenyeon(来年)」と語頭は「nae」発音に。固有語「oda(oda, 来る)」が日常動詞、漢字「nae」は熟語。

中国語は lái、2声 — 来(lái)・来年(láinián, 来年)・来电(láidiàn, 着信)・回来(huílái, 帰ってくる)・出来(chūlái, 出てくる)・上来(shànglái, 上がってくる)。中国語独自 — 「~来」「~去」(lái / qù) が動作の方向接尾辞として頻繁 — 「拿来(náláí, 持ってくる)」「拿去(náqù, 持っていく)」。日本語の「~てくる/~ていく」と類似した構造だが、中国語のほうが厳密に距離・方向を分ける。

覚え方: 麦穂の絵 — 収穫期に村にやってくる麦から「来る」全般へ拡張。

読み方
中 lái 日 ライ / く.る · きた.る · き
使われる言葉
  • 来年らいねんnext year
  • 来るくるto come
  • 未来みらいfuture
  • 来自láizìcome from
  • 将来jiāngláifuture
  • 本来běnláioriginally
発fā · ハツ · ホツ発

「發」(繁体)は弓(弓)を射て矢を放つ姿+両足(癶)が合わさった字 — 足を開いて立ち弓を射て「放つ・発する・発く・起こる」の意。矢が弓を離れる瞬間から「出発・発生・発射」の意が育った。

字形が三つに大きく分かれる。繁体(ko・en・es)は發、日本の新字体(ja)は発、中国の簡体(zh)は发 — モードで形が全く異なる(發12画 vs 発9画 vs 发5画)。さらに簡体の发は髪(髮)まで吸収し、現代中国語の发は「放つ・発く(發)」と「髪(髮)」の両義を持つ。

音読みは ハツ・ホツ。訓読みはほぼ無い。発展(はってん)・出発(しゅっぱつ)・発見(はっけん)・発表(はっぴょう)・発音(はつおん)・発作(ほっさ, ホツと読む例)。

韓国の漢字音は "bal" — 發展(baljeon)・發生(balsaeng)・出發(chulbal)・發見(balgyeon)・發表(balpyo)・開發(gaebal)・爆發(pokbal)。韓国は繁体の發を用いる。

中国語は fā、1声(放つ・発く)・fà、4声(髪)。发展(fāzhǎn)、出发(chūfā)、发现(fāxiàn)、发生(fāshēng) / 头发(tóufa, 髪=4声)。一字二義二声 — 「発展」はfā(1声)、「髪」はfà(4声)。

覚え方: 両足(癶)で立ち弓(弓)を射る — 繁体發/新字体発/簡体发に分かれる字。

読み方
中 fā 日 ハツ · ホツ / た.つ · はな.つ
使われる言葉
  • 出発しゅっぱつdeparture
  • 発見はっけんdiscovery
  • 发展fāzhǎndevelopment
  • 出发chūfādeparture
対duì · タイ · ツイ対

「對」(繁体)は燭台・楽器掛けのようなものを手(寸)で支えて向かい立てる姿から「向かう・答える・対・対する」の意が生じた。向かい立てて対をなすことに始まる字。

字形が三つに分かれる。繁体(ko・en・es)は對、日本の新字体(ja)は対、中国の簡体(zh)は对 — 左の部分がモードごとに異なる(對14画 vs 対7画 vs 对5画)。

音読みは タイ・ツイ。訓読みは あいて。対話(たいわ)・反対(はんたい)・対象(たいしょう)・一対(いっつい, ツイと読む例)・対面(たいめん)。対をなすものを一対(いっつい)と数える。

韓国の漢字音は "dae" — 對話(daehwa)・反對(bandae)・對象(daesang)・絶對(jeoldae)・對應(daeeung)・相對(sangdae)・對策(daechaek)。韓国は繁体の對を用いる。

中国語は duì、4声。对(duì, 正しい)、对面(duìmiàn)、对话(duìhuà)、反对(fǎnduì)、对不起(duìbuqǐ, ごめんなさい)。現代中国語で对(duì)は「正しい・そう」の肯定の返事として毎日使う — 对!。

覚え方: 手(寸)で支えて向かい立てる — 繁体對/新字体対/簡体对に分かれる字。

読み方
中 duì 日 タイ · ツイ / あいて · こた.える
使われる言葉
  • 反対はんたいopposition
  • 一対いっついa pair
  • 对话duìhuàdialogue
  • 对不起duìbuqǐsorry
着zhe · チャク着る

甲骨文字の「著」(旧字) は艹(草) + 者(集まる人) — 「草が体に着く・付着する」が原義、後に「着る・到着する」両義へ意味拡張。日本新字体「着」は「著」を簡略化、「著(チョ、書物の著者)」と「着(チャク、着る・着く)」を分離保持、中国大陸簡体字「着(zhe軽声)」は進行形助詞として別用法に分化。

日本語の音読みは チャク — 到着(とうちゃく)・着替え(きがえ、訓+訓)・着陸(ちゃくりく)・着工(ちゃっこう、工事開始)・密着(みっちゃく)・着信(ちゃくしん、電話・メール着信)。訓読みは き.る・つ.く・つ.ける — 着る(きる)・着く(つく)・着ける(つける)。 「着」三動詞分業 — 同一字が三動詞活用 — 着る(衣服を体に)・着く(目的地に到着)・着ける(物を取り付ける)、最も活用が複雑な日本語常用漢字の一つ、外国人学習者を悩ませる文法。

韓国の漢字音は「chak」 — 到着(도착)・密着(밀착)・着工(착공)・着陸(착륙)・着信(착신)。日本と意味重なる。固有語「ipda(ipda, 着る)」「butda(butda, 付着)」が日常動詞、漢字「chak」は熟語専用。

中国語は zháo・zhe・zhuó の三音分岐 — zháo(着く・燃える、着火 zháohuǒ)・zhe(進行・状態助詞、看着 kàn zhe = 見ている)・zhuó(身につける、書面語、着装 zhuózhuāng = 服装)。 「着(zhe)」 中文 進行形 助詞 = 日本語にない中国語独自の文法用法 — 「我看着电视(wǒ kàn zhe diànshì)」 = 「私はテレビを見ている」、英 "-ing" 形に近い、中国語学習者が文法として体得すべき核機能、漢字「着」が CJK で最も用法分岐した字の一つ。

覚え方: 衣服が体に付く絵 — 「着る・到着・付ける」 + 中文 進行形助詞、最複雑用法字。

読み方
中 zhe 日 チャク / き.る · つ.く · つ.ける
使われる言葉
  • 着くつくto arrive
  • 着るきるto wear
  • 到着とうちゃくarrival
  • 穿着chuānzhuóattire
  • 着急zháojíanxious
立lì · リツ立つ

甲骨文字の「立」は両足を広げて地面に立つ人の正面像 — 「人が大地に立つ」最も直接的な絵。「位(位置)」「童(子)」「音(音)」「意(意)」 — 「立」を上に持つ字すべてに「設置・位置を取る」の抽象観が継承される、漢字字源網の中継点。

日本語の音読みは リツ・リュウ — 立春(りっしゅん)・立夏(りっか)・立秋(りっしゅう)・立冬(りっとう)・成立(せいりつ)・国立(こくりつ)・独立(どくりつ)。訓読みは た.つ・た.てる — 立つ(たつ)・立てる(たてる)・立場(たちば)。日本独特 — 「立春・立夏・立秋・立冬」は二十四節気の四つ「四立」、東アジア共通の太陽暦区分点。日本では立春の前日「節分(せつぶん)」が豆まき行事として庶民文化に根付く。

韓国の漢字音は「rip」 (語頭では「ip」) — 立春(입춘)・立夏(입하)・成立(성립)・獨立(독립)・國立(국립)。注意: 韓国頭音法則で「rip → ip」に変化。固有語「seoda(seoda, 立つ)」が日常動詞。

中国語は lì、4声 — 立(lì)・立刻(lìkè, すぐに)・成立(chénglì)・独立(dúlì)・立春(lìchūn)・建立(jiànlì, 建立)。中国独自 — 「立刻(lìkè)」 = 「立った瞬間 = すぐに」、字義通り「立ったら即」 = 即時性を表す中国語独特の身体メタファー。

覚え方: 大地に立つ人の正面像 — 設置・確立の原型。

読み方
中 lì 日 リツ / た.つ · た.てる
使われる言葉
  • 立つたつto stand
  • 独立どくりつindependence
  • 成立せいりつformation
  • 站立zhànlìto stand
  • 独立dúlìindependence
  • 成立chénglìestablish / form
取qǔ · シュ取る

甲骨文字の「取」は手(又) + 耳(耳) — 「手で耳を取る」、古代中国の戦争で敵の耳を切り取って戦果を数えた残酷な字源。後に「取る・獲得する」全般へ意味拡張。

日本語の音読みは シュ — 取得(しゅとく)・取材(しゅざい、取材記事)・摂取(せっしゅ、栄養摂取)・取引(とりひき、訓+音)・聴取(ちょうしゅ)。訓読みは と.る — 取る(とる)・取り出す(とりだす)・取り組み(とりくみ、取り組む努力)・取り替え(とりかえ、交換)。 「とる」 同訓異字 — 取る/捕る/採る/撮る/執る — 日本語の最複雑な同訓異字 — 取る(一般)・捕る(獲物を捕まえる)・採る(採用・採取)・撮る(写真を撮る)・執る(政務を執る)、用法で漢字を使い分ける、外国人学習者の難所。「取材(しゅざい)」 = ジャーナリズム必須語、日本メディア文化の核。

韓国の漢字音は「chwi」 — 取得(취득)・取材(취재)・摂取(섭취)・聽取(청취)・取消(취소、取り消し)。日本と意味重なり大。

中国語は qǔ、3声 — 取(qǔ)・取消(qǔxiāo, 取り消す・キャンセル)・取得(qǔdé)・采取(cǎiqǔ, 採用)・取钱(qǔ qián, 引き出し)・取材(qǔcái, 取材)。中国独自 — 「取钱(qǔ qián)」 = ATM での現金引き出し、中国都市部の電子決済時代でも残る基本動作、漢字「取」が現代金融生活の核。

覚え方: 手(又) + 耳(耳) — 古代の残酷な字源(戦果計数)から「取る」一般へ意味拡張。

読み方
中 qǔ 日 シュ / と.る
使われる言葉
  • 取るとるto take
  • 取材しゅざいnews gathering
  • 取り消しとりけしcancellation
  • 取得qǔdéto obtain
  • 取消qǔxiāoto cancel
  • 取代qǔdàito replace
持chí · ジ持つ

甲骨文字の「持」は手(扌) + 寺(役所・職務) — 「手で職務を保持する = 持つ・保つ」が原義。「寺」が古代「役所」の意味だった時の名残が「持」に。

日本語の音読みは ジ — 持続(じぞく)・所持(しょじ)・支持(しじ)・維持(いじ)・保持(ほじ)・持続可能(じぞくかのう、SDGs)。訓読みは も.つ — 持つ(もつ)・お金持ち(おかねもち)・気持ち(きもち、感情)・持ち物(もちもの)。 「持続可能(じぞくかのう、SDGs)」 = "sustainable" の和製漢語訳、2015年国連 SDGs (持続可能な開発目標) で世界共通用語化、漢字「持」が21世紀の地球環境議論の核キーワードに。「気持ち(きもち)」 = 字義「気を持つ」 = 感情・気分、日本語心理表現の基礎語、「気持ちいい」「気持ち悪い」のように身体感覚と心理状態の連動を表す日本語独自語感。

韓国の漢字音は「ji」 — 持續(지속)・所持(소지)・支持(지지)・維持(유지)・持參(지참)。日本と意味重なり大。固有語「gajida・deulda」が日常動詞、漢字「ji」は熟語専用。

中国語は chí、2声 — 持(chí)・支持(zhīchí, 支持)・主持(zhǔchí, 司会する)・坚持(jiānchí, 堅持・~し続ける)・保持(bǎochí, 保持)。中国独自 — 「主持(zhǔchí)」 = 字義「主として持つ」 = 「司会する・主管する」、中国メディア用語の核 — 「主持人(zhǔchírén)」 = アナウンサー・司会者、中国 TV 文化の中心職業。

覚え方: 手(扌) + 寺(職務) — 手で職務を保持 = 持つ。

読み方
中 chí 日 ジ / も.つ
使われる言葉
  • 持つもつto hold / have
  • 維持いじmaintenance
  • 気持ちきもちfeeling
  • 持有chíyǒuto hold / possess
  • 坚持jiānchíto persist
  • 支持zhīchíto support
動dòng · ドウ動く

甲骨文字の「動」は重(重い物) + 力(力) — 「重い物に力をかける = 動かす」、古代の物理学観そのままが字源。中国大陸簡体字「动」は左半分が極端に簡略化、日本新字体「動」は伝統字体保持。

日本語の音読みは ドウ — 運動(うんどう)・動物(どうぶつ)・行動(こうどう)・自動(じどう)・感動(かんどう)・移動(いどう)・労働(ろうどう)。訓読みは うご.く — 動く(うごく)・動かす(うごかす)・動き(うごき)。日本独特 — 「動物(どうぶつ)」 = 字義「動く物」、英 "animal" の和製漢語訳、明治期に作られた、現代中国語にも輸入。「感動(かんどう)」 = 「感じて動く = 心が動く = 感動する」、漢字一字に「身体動作 → 感情運動」の比喩拡張。

韓国の漢字音は「dong」 — 運動(운동)・動物(동물)・行動(행동)・自動(자동)・感動(감동)・勞動(노동)。日本と意味重なり大、近代和製漢語がそのまま継承。

中国語は dòng、4声。簡体字「动」 — 动(dòng)・运动(yùndòng)・动物(dòngwù, 動物)・自动(zìdòng)・感动(gǎndòng, 感動する)・激动(jīdòng, 興奮する)。 中国独自 — 「激动(jīdòng)」 = 「激しく動く = 興奮・感激」、中国 SNS・スポーツ実況の頻出感情語、日本語「感動」より強い感情爆発、「太激动了!(tài jīdòng le!, ものすごく感動した!)」のような熱狂表現。

覚え方: 重(重い物) + 力(力) — 重い物に力をかけて動かす物理の絵。

読み方
中 dòng 日 ドウ / うご.く
使われる言葉
  • 動物どうぶつanimal
  • 動くうごくto move
  • 感動かんどうemotion
  • 动物dòngwùanimal
  • 运动yùndòngsport
  • 感动gǎndòngto be moved
受shòu · ジュ受ける

甲骨文字の「受」は爫(上から差し出す手) + 又(下で受け取る手) + 舟(間の物) — 「上の手が物を渡し、下の手が受ける」の絵。古代の贈与・受領の動作がそのまま字源。

日本語の音読みは ジュ — 受験(じゅけん)・受信(じゅしん)・受付(うけつけ、訓+訓)・受験生(じゅけんせい)・授受(じゅじゅ)・引受(ひきうけ)。訓読みは う.ける — 受ける(うける)・受け取る(うけとる)・受身(うけみ、武術・文法用語)。 「受験(じゅけん)」 = 「試験を受ける」、日本人生の象徴的儀式、中学受験・高校受験・大学受験 — 「受験戦争」「受験勉強」「予備校」など全方位的に日本社会を貫く文化、「受」一字に日本教育文化の重み。「お受け取り(おうけとり)」 = ビジネス・宅配で必須の敬語表現。

韓国の漢字音は「su」 — 受驗(수험)・受信(수신)・引受(인수)・授受(수수)・受賞(수상)。注意: 韓国「su」は同音衝突激しい — 受・首・水・手・數 すべて同音。「suneung(修能)」 = 韓国大学修学能力試験、日本「センター試験/共通テスト」、中国「高考」と並ぶ東アジア人生決定試験。

中国語は shòu、4声 — 受(shòu)・接受(jiēshòu, 受け入れる)・受到(shòudào, ~を受ける)・受伤(shòushāng, 怪我する)・受不了(shòubuliǎo, 耐えられない)。中国独自 — 「受不了(shòubuliǎo)」 = 「耐えられない・我慢できない」、字義「受け切れない」、感情爆発を表す中国口語、SNS・日常会話で頻出 — 「我真的受不了!(私は本当に耐えられない!)」。

覚え方: 上の手 + 下の手 + 間の物 — 物の受け渡しの瞬間。

読み方
中 shòu 日 ジュ / う.ける
使われる言葉
  • 受けるうけるto receive
  • 受験じゅけんtaking an exam
  • 受付うけつけreception
  • 接受jiēshòuto accept
  • 享受xiǎngshòuto enjoy
  • 受到shòudàoto receive
入rù · ニュウ入る

甲骨文字の「入」は矢じりが収束する形 — 「中に向かって集まる・入る」を表現する記号字。「八(分かれる)」と完全な対称関係 — 開く(八) vs 閉じる(入) の二元論が古代字源に組み込まれていた。

日本語の音読みは ニュウ — 入学(にゅうがく)・入院(にゅういん)・輸入(ゆにゅう)・収入(しゅうにゅう)・入金(にゅうきん)。訓読みは い.る・い.れる・はい.る — 入る(はいる、入る)・入れる(いれる)・入り口(いりぐち)。「入る」は二つの動詞 — 「いる(古語)」と「はいる(現代)」 — 古文では「いる」、現代日常では「はいる」が圧倒。「気に入る(きにいる)」 = 「気持ちが入る = 気に入る」、現代でも残る古語「いる」の用例。

韓国の漢字音は「ip」 — 入學(입학)・入金(입금)・輸入(수입)・收入(수입)・入院(입원)。注意: 韓国漢字「ip」は同音衝突 — 入(들어가기)・口(입, 口)・粒(낟알) すべて同音、文脈判断必須。固有語「deuleogada(deureogada, 入る)」が日常。

中国語は rù、4声 — 入(rù)・进入(jìnrù, 進入)・入口(rùkǒu, 入口)・收入(shōurù, 収入)・入睡(rùshuì, 寝つく)。中国語の「入」は古典寄りで、日常会話では「进(jìn, 進む = 入る)」が日常勝者 — 「请进(qǐng jìn, どうぞお入りください)」 が中国人が客を迎える定番フレーズ。「入」は熟語と書き言葉に残る。

覚え方: 矢じりが集まる形 — 「八(分かれる)」と対称、外から中へ集まる。

読み方
中 rù 日 ニュウ / い.る · い.れる · はい.る
使われる言葉
  • 入口いりぐちentrance
  • 入学にゅうがくschool admission
  • 入るはいるto enter
  • 进入jìnrùenter
  • 收入shōurùincome
  • 入门rùménintroduction / beginner
通tōng · ツウ通る

甲骨文字の「通」は辶(歩く) + 甬(通路) — 「通路を歩いて通り抜ける」、古代の通路交通が字源、後に「精通する・~に詳しい」「通信・交通」全般へ意味拡張。

日本語の音読みは ツウ — 通学(つうがく)・通勤(つうきん)・交通(こうつう)・通信(つうしん)・通常(つうじょう)・流通(りゅうつう)・通路(つうろ)・○○通(つう、~に詳しい人)。訓読みは とお.る・かよ.う — 通る(とおる、通り過ぎる)・通う(かよう、定期的に行き来する)・大通り(おおどおり、メインストリート)。 「通勤(つうきん)」「通学(つうがく)」 = 日本都市文化の核 — 「通」(かよう、定期的に行き来) は日本語独自で、「~に通う」は学校・職場・病院・習い事すべての定期移動。「通勤ラッシュ」「満員電車」「通勤地獄」 — 東京・大阪の都市文化の象徴、漢字「通」が日本サラリーマン生活の核。「○○通(つう)」 = 「~の通(精通者)」 — 「鉄道通」「グルメ通」「映画通」、特定分野の知識者を指す日本語独自の接尾辞用法。

韓国の漢字音は「tong」 — 通學(통학)・通勤(통근)・交通(교통)・通信(통신)・流通(유통)・通路(통로)。日本和製漢語「通勤・交通・通信」が韓国にもそのまま継承。

中国語は tōng、1声 — 通(tōng)・交通(jiāotōng)・通过(tōngguò, 通過する・~を通じて)・普通(pǔtōng, 普通)・通讯(tōngxùn, 通信)・开通(kāitōng, 開通)。 中国独自 — 「通过(tōngguò)」 = 「~を通じて」、論理表現で頻出 — 「通过努力(tōngguò nǔlì, 努力を通じて)」、中国語書面語・スピーチの核接続詞。

覚え方: 辶(歩く) + 甬(通路) — 通路を通り抜ける = 通る・通信。

読み方
中 tōng 日 ツウ / とお.る · かよ.う
使われる言葉
  • 通るとおるto pass through
  • 交通こうつうtraffic
  • 普通ふつうordinary
  • 交通jiāotōngtraffic
  • 通过tōngguòto pass
  • 普通话pǔtōnghuàMandarin
歩bù · ホ · ブ歩く

甲骨文字の「步」(旧字) は止(止) + 止 — 「左右の足跡が交互に並んだ = 歩く」、二つの足跡をそのまま並べた最も視覚に忠実な動作字。日本新字体「歩」は「止 + 少」と微妙にずれて、中国大陸簡体字「步」と日本「歩」が異なる字形になった珍しい例 — 普段は気づかないが、フォントレベルで違う。

日本語の音読みは ホ・ブ — 散歩(さんぽ)・歩道(ほどう)・徒歩(とほ)・進歩(しんぽ)・歩行者(ほこうしゃ) は ホ系、五分歩(ごぶ、率) は ブ系で経済用語。訓読みは ある.く・あゆ.む — 歩く(あるく、現代日常)・歩む(あゆむ、文学的・人生比喩)・一歩一歩(いっぽいっぽ)。 日本独特 — 「散歩(さんぽ)」 = 字義「散らかして歩く = 散策」、日本の都市文化の核、TV番組「ぶらり途中下車の旅」「孤独のグルメ」のような散歩文化作品が世界に日本散策スタイルを発信。「歩く」(現代) と「歩む」(人生比喩) のレジスター差は日本語の文学性。

韓国の漢字音は「bo」 — 散步(산책、ただし韓国は「sanchaek」と微妙に違う字を使う)・步道(보도)・徒步(도보)・進步(진보)。固有語「geotda(geotda, 歩く)」が日常動詞、漢字「bo」は熟語。

中国語は bù、4声。簡体字「步」(日本「歩」と微妙に異なる) — 步(bù)・散步(sànbù, 散歩)・步行(bùxíng)・进步(jìnbù, 進歩)・退步(tuìbù, 後退)。中国の都市部の高齢者が公園で太極拳・散歩する朝の風景は中国都市文化の象徴、北京の天壇公園・上海の人民公園 など、漢字「步」が中国都市の集合的健康文化の一部。

覚え方: 二つの足跡 — 左右の足が交互に並ぶ歩行の絵。

読み方
中 bù 日 ホ · ブ / ある.く · あゆ.む
使われる言葉
  • 歩くあるくto walk
  • 散歩さんぽa walk
  • 徒歩とほon foot
  • 步行bùxíngto walk
  • 散步sànbùto stroll
  • 进步jìnbùprogress
運yùn · ウン運ぶ

甲骨文字の「運」は辶(歩く) + 軍(軍隊) — 「軍隊を率いて歩く = 物事を動かす」、古代の軍事行動が「運営・運命」の比喩へ拡張。中国大陸簡体字「运」、日本新字体「運」は伝統字体保持。

日本語の音読みは ウン — 運命(うんめい)・運転(うんてん)・運営(うんえい)・運動(うんどう)・運送(うんそう)・幸運(こううん)・不運(ふうん)・運勢(うんせい)。訓読みは はこ.ぶ — 運ぶ(はこぶ)・荷物を運ぶ(にもつをはこぶ)。日本独特 — 「運勢(うんせい)」 = 占い・恋愛・人生の運勢、新年の神社参拝でおみくじを引く文化、漢字「運」が日本人の人生観の核。「運転(うんてん)」 = 字義「動かして転がす」 = 自動車運転、明治期の和製漢語、英 "drive" を「運転」と漢字化、中国・韓国にも伝播。

韓国の漢字音は「un」 — 運命(운명)・運轉(운전)・運營(운영)・運動(운동)・運送(운송)・幸運(행운)・運勢(운세)。日本と意味重なり大。

中国語は yùn、4声。簡体字「运」 — 运(yùn)・运动(yùndòng, 運動)・运气(yùnqi, 運、軽声)・运输(yùnshū, 輸送)・命运(mìngyùn, 運命)。中国独自 — 「运气(yùnqi)」 = 運・運勢、軽声で日常頻出、「运气好(yùnqi hǎo, 運がいい)」「运气不好(yùnqi bù hǎo, 運が悪い)」、中国人の日常会話の核、博彩・占い・恋愛などすべての場面で使う。

覚え方: 辶(歩く) + 軍(軍隊) — 軍を率いて動かす → 「運営・運命」抽象。

読み方
中 yùn 日 ウン / はこ.ぶ
使われる言葉
  • 運動うんどうexercise
  • 運ぶはこぶto carry
  • 運転うんてんdriving
  • 运动yùndòngsport / movement
  • 命运mìngyùnfate
  • 运气yùnqiluck
送sòng · ソウ送る

甲骨文字の「送」は辶(歩く) + 关(両手で物を持つ) — 「両手で物を運んで歩く = 送る」、古代の贈与・運搬動作の絵。

日本語の音読みは ソウ — 送料(そうりょう)・送信(そうしん)・送別(そうべつ)・送付(そうふ)・運送(うんそう)・配送(はいそう)・回送(かいそう)。訓読みは おく.る — 送る(おくる、物を送る・人を見送る両義)・送り迎え(おくりむかえ)・贈り物(おくりもの、別字「贈」が物の贈答)。日本独特 — 「送り迎え(おくりむかえ)」 = 子供の通学・送迎、現代日本の都市部子育て文化の核、共働き世帯増加で送迎サービス・送迎バスが社会インフラ化。「お見送り(おみおくり)」 = 別れの儀式、空港・駅での見送り、葬儀の見送り、人生の節目を「送る」一字で表現。

韓国の漢字音は「song」 — 送料(송료)・送信(송신)・運送(운송)・配送(배송)・送別(송별)・送年會(송년회、年末の忘年会)。日本と意味重なる。固有語「bonaeda(bonaeda, 送る)」が日常動詞、漢字「song」は熟語。

中国語は sòng、4声 — 送(sòng)・送礼(sònglǐ, 贈り物をする)・送行(sòngxíng, 見送る)・赠送(zèngsòng, 贈呈)・外送(wàisòng, 出前)。 中国独自 — 「送(sòng)」が「贈与する・あげる」の日常動詞 — 「送你一本书(sòng nǐ yī běn shū, 君に本一冊あげる)」、日本語の「あげる・送る」、韓国「juda・bonaeda」を一字で担う、中国語の人間関係動詞の核。

覚え方: 辶(歩く) + 关(両手で持つ) — 物を運んで歩く = 送る。

読み方
中 sòng 日 ソウ / おく.る
使われる言葉
  • 送るおくるto send
  • 放送ほうそうbroadcast
  • 送料そうりょうshipping fee
  • 送货sònghuòdeliver goods
  • 送礼sònglǐgive a gift
  • 赠送zèngsòngto present
乗chéng · ジョウ · ショウ乗る

甲骨文字の「乘」(旧字) は人(大) + 木(木) — 「人が木の上に乗る」絵が「乗る・登る」の原義、後に乗り物全般へ拡張。日本新字体「乗」と中国大陸簡体字「乘」(同字保持) は微妙に違う(日本は簡略化、中国・台湾・香港は伝統字体)。

日本語の音読みは ジョウ・ショウ — 乗車(じょうしゃ)・乗客(じょうきゃく)・搭乗(とうじょう)・乗法(じょうほう、掛け算)・大乗仏教(だいじょうぶっきょう) は ジョウ系、乘る(じょう・しょう、文語)。訓読みは の.る・の.せる — 乗る(のる)・乗せる(のせる)・乗り物(のりもの)・乗り換え(のりかえ)。 格助詞の重要違い — 日本語の「乗る」は「~に」を取る — 電車に乗る(○) ≠ 電車を乗る(×)、外国人学習者が最初に覚える格助詞ルール。中国語「坐火车(zuò huǒchē)」も「車を直接目的語にする」 = 中国語と日本語で文法が違う、CJK 学習者の最初の壁。

韓国の漢字音は「seung」 — 乘車(승차)・乘客(승객)・搭乘(탑승)・乘馬(승마)・大乘佛敎(대승불교)。日本と意味重なり大。固有語「tada(tada, 乗る)」が日常動詞、漢字「seung」は熟語。

中国語は chéng、2声 — 乘(chéng)・乘客(chéngkè)・乘车(chéngchē, 乗車)・乘坐(chéngzuò, 乗る)・乘法(chéngfǎ, 掛け算)。中国数学用語の核 — 「乘法」 = 掛け算(乘) + 法、東アジア共通の算術用語。中国語日常では「坐(zuò, 座る = 乗る)」が日常勝者で、「乘」は古文・文語寄り。

覚え方: 人 + 木 — 人が木の上に乗る古代の絵。

読み方
中 chéng 日 ジョウ · ショウ / の.る · の.せる
使われる言葉
  • 乗るのるto ride / get on
  • 乗客じょうきゃくpassenger
  • 乗車じょうしゃboarding
  • 乘客chéngkèpassenger
  • 乘车chéngchēto ride
  • 乘法chéngfǎmultiplication
交jiāo · コウ交わる

「交」は人が両脚をX字に組んだ形 — 甲骨文ですねを交差させた人の絵がはっきり見える。脚が交差することから「交わる・交差する・付き合う・やり取りする」の意が育った。

音読みは コウ。訓読みは まじ.わる・か.わす。交通(こうつう)・交流(こうりゅう)・交差点(こうさてん)・交換(こうかん)・交番(こうばん)。日本の街の交番(こうばん)もこの字。

韓国の漢字音は "gyo" — 交通(gyotong)・交流(gyoryu)・外交(oegyo)・交換(gyohwan)・社交(sagyo)・交差(gyocha)。人と人が交わる全てに入る。

中国語は jiāo、1声。交通(jiāotōng)、交流(jiāoliú)、交朋友(jiāo péngyou, 友達を作る)、交给(jiāogěi, 手渡す)、成交(chéngjiāo, 取引成立)。また「提出する」意で交作业(宿題を出す)に用いる。

覚え方: 両脚をX字に組んだ人 — 交差から付き合いとやり取り。

読み方
中 jiāo 日 コウ / まじ.わる · まじ.える · か.わす
使われる言葉
  • 交通こうつうtraffic
  • 交番こうばんpolice box
  • 交通jiāotōngtraffic
  • 交流jiāoliúexchange
待dài · タイ待つ

甲骨文字の「待」は彳(歩く道) + 寺(役所) — 「道を歩いて役所で待つ = 待つ」が原義、官庁文化の字源。「寺(役所→寺院)」と同じ系統の字。

日本語の音読みは タイ — 期待(きたい)・待遇(たいぐう)・接待(せったい)・招待(しょうたい)・待機(たいき)・優待(ゆうたい、優先扱い)。訓読みは ま.つ — 待つ(まつ)・待ち合わせ(まちあわせ)・待ち時間(まちじかん)。 「接待(せったい)」 = 日本ビジネス文化の象徴、字義「接して待つ = もてなす」 = 取引先との会食・接待ゴルフ、戦後日本企業文化の核、グレーゾーンの社用経費として税務問題化、現代「接待汚職」スキャンダルの常套用語。漢字一字に20世紀日本企業文化の光と影。

韓国の漢字音は「dae」 — 期待(기대)・待遇(대우)・接待(접대)・招待(초대)・優待(우대)。日本と意味重なる。「jeopdae」も韓国財閥文化で同様の機能、社用接待が韓国でも文化的議論の対象。

中国語は dài、4声 (また dāi、1声で「滞在する」) — 期待(qīdài, 期待)・对待(duìdài, 対応する)・等待(děngdài, 待つ)・招待(zhāodài, 招待)・接待(jiēdài, 接待)。中国独自 — 「待(dāi)」1声で「ぼけーっとしている・滞在する」 — 我在家待着(wǒ zài jiā dāi zhe, 家にいる) のように使う、声調分岐で意味が変わる中国語の特徴。

覚え方: 彳(道) + 寺(役所) — 道を歩いて役所で待つ古代の官庁文化。

読み方
中 dài 日 タイ / ま.つ
使われる言葉
  • 待つまつto wait
  • 招待しょうたいinvitation
  • 期待きたいexpectation
  • 等待děngdàito wait
  • 接待jiēdàito receive guests
  • 对待duìdàito treat
帰guī · キ帰る

甲骨文字の「歸」(旧字) は嫁(婦人) + 帚(ほうき) + 止(歩く) — 「結婚した女性が実家に帰る = 帰る」の絵、古代中国の婚姻観で「嫁 = 元の家に時々帰る人」が「帰」の原型。日本新字体「帰」と中国大陸簡体字「归」は別の簡略化方針、台湾・香港は「歸」を保持。

日本語の音読みは キ — 帰国(きこく)・帰宅(きたく)・回帰(かいき)・復帰(ふっき)・帰省(きせい、字義「帰って親を見る」 = 故郷帰省)。訓読みは かえ.る・かえ.す — 帰る(かえる、自動)・帰す(かえす、他動)・お帰り(おかえり)・お帰りなさい(おかえりなさい)。「お帰りなさい」は日本家族文化の核 — 家族が帰宅した時の定型迎え言葉、「ただいま」と対をなす。「帰省(きせい)」 = 字義「帰って親を見る」 = 盆と正月に故郷に帰る日本独自の年中行事、JR・航空会社の年間最大繁忙期。

韓国の漢字音は「gwi」 — 復歸(복귀)・歸國(귀국)・歸省(귀성)。韓国も「gwiseong(歸省)」がchuseok・seolnal(秋夕・正月) の最大民族大移動 — 韓国民族大移動「gwiseonghaengryeol(歸省行列)」 = 数千万人が故郷へ向かう年中行事、ソウル発高速道路が連休前夜から渋滞、東アジア共通の現象。

中国語は guī、1声。簡体字「归」 — 归(guī)・回归(huíguī, 回帰)・归来(guīlái, 帰来)・归还(guīhuán, 返却)。中国語の現代日常では 回(huí, 帰る) が圧倒的勝者 — 我回家(wǒ huí jiā, 家に帰る)・回国(huíguó, 帰国)。「归」は文学・成語に残る — 「叶落归根(yèluò guīgēn, 葉が落ちて根に帰る = 故郷に戻る)」、中国人の故郷観の象徴成語。

覚え方: 嫁(婦人) + 帚 + 止 — 結婚した女性が時々実家に帰る古代の婚姻観。

読み方
中 guī 日 キ / かえ.る · かえ.す
使われる言葉
  • 帰るかえるto return home
  • 帰国きこくreturn to one's country
  • 帰りかえりreturning
  • 归来guīláito return
  • 回归huíguīto return / regression
渡dù · ト渡る

甲骨文字の「渡」は氵(水) + 度(渡し場の距離) — 「水を測って渡る = 渡る」、古代の渡河文化が字源。

日本語の音読みは ト — 譲渡(じょうと、譲り渡す)・過渡期(かとき、過渡期)・渡欧(とおう、ヨーロッパへ渡る)・渡米(とべい、アメリカへ渡る)。訓読みは わた.る・わた.す — 渡る(わたる、自動)・渡す(わたす、他動)・橋を渡る(はしをわたる)・手渡す(てわたす)・受け渡し(うけわたし)。 「○渡米/渡欧/渡韓」 = 「~へ海外旅行・移住」の格式語、20世紀初の海外渡航文化の名残、現代でも公式文書・新聞記事で使われる。「世渡り(よわたり、社会処世)」「橋渡し(はしわたし、仲介)」 のように比喩的拡張も豊富、漢字「渡」が日本人の人生・人間関係哲学を表現。

韓国の漢字音は「do」 — 讓渡(양도)・過渡期(과도기)・渡來(도래、伝来)・渡日(도일、日本へ渡る)。日本と意味重なる。固有語「geonneoda(geonneoda, 渡る)」が日常勝者。

中国語は dù、4声 — 渡(dù)・渡过(dùguò, 過ごす・乗り越える)・渡口(dùkǒu, 渡し場)・横渡(héngdù, 横断)・偷渡(tōudù, 密入国、字義「こっそり渡る」)。中国独自 — 「偷渡(tōudù)」 = 「密入国」の中国法律用語、香港・台湾・中国大陸の入出境管理で頻出、現代中国移民・社会問題用語の核。

覚え方: 氵(水) + 度(度・距離) — 水を測って渡る = 渡る。

読み方
中 dù 日 ト / わた.る · わた.す
使われる言葉
  • 渡るわたるto cross
  • 渡すわたすto hand over
  • 渡航とこうoverseas travel
  • 渡过dùguòto cross / get through
  • 过渡guòdùtransition
走zǒu · ソウ走る

甲骨文字の「走」は人(大、両手を振る) + 止(足) — 「両手を振って足で進む」、古代中国の「走る」動作の絵。

日本語の音読みは ソウ — 走者(そうしゃ、ランナー)・競走(きょうそう)・走行(そうこう)・脱走(だっそう)・暴走(ぼうそう)・滑走路(かっそうろ、滑走路)。訓読みは はし.る — 走る(はしる)・走り(はしり)・走り回る(はしりまわる)。日本独特 — 「暴走族(ぼうそうぞく)」 = 1970年代後半~80年代日本独自の不良文化、改造バイクで集団走行、現代の「走り屋」「ローリング族」へ系譜が続く、漢字「走」が日本サブカルチャー史に。

韓国の漢字音は「ju」 — 走者(주자)・競走(경주)・走行(주행)・暴走(폭주)・脫走(탈주)。固有語「dalrida(dalrida, 走る)」「ttwida」が日常勝者、漢字「ju」は熟語。

中国語は zǒu、3声 — 走(zǒu)・走路(zǒulù, 歩く)・请走(qǐng zǒu, どうぞお引き取りを)・出走(chūzǒu, 家出)・走开(zǒukāi, 立ち去る)。 CJK 最大の偽友(false friend) — 日本・韓国の「走(はしる/dalrida)」=英 run、中国語の「走(zǒu)」=英 walk ! 完全意味分岐!中国語で「走!(zǒu!)」 = 「行こう!」(歩いていこう)、走路 = 歩道、走开 = 立ち去る。日本人が中国で「走ります!」と叫んでも中国人は「歩く」と理解、最頻繁の文化交流誤解の一つ。中国語で「走る」 = 跑(pǎo) — 跑步(pǎobù, ジョギング)、马拉松跑(マラソン)。

覚え方: 人 + 足 — 古代「走る」動作の絵 — 中国語では「歩く」、日本語は「走る」、CJK 最大偽友。

読み方
中 zǒu 日 ソウ / はし.る
使われる言葉
  • 走るはしるto run
  • 走行そうこうrunning / driving
  • 走路zǒulùto walk
  • 走开zǒukāigo away
止zhǐ · シ止まる

「止」は本来、人の足(あし)の形 — つま先と足裏を描いた絵。足はすなわち歩み、歩みが止まる所が足のとどまる位置ゆえ、「止まる・やむ」の意となった。だから止は無数の字の中で「足・歩み」の部品として生きている。

止を含む字には足跡が見える。歩(ほ)は足二つ、正(せい)は目標へ向かう足、走・歴・武(矛を止める)・企(つま先立ち)も皆止から。

音読みは シ。訓読みは と.まる・と.める。止まる(とまる)・中止(ちゅうし)・禁止(きんし)・行き止まり(いきどまり)。

韓国の漢字音は "ji" — 停止(jeongji)・禁止(geumji)・防止(bangji)・止血(jihyeol)。中国語は zhǐ、3声。停止(tíngzhǐ)・禁止(jìnzhǐ)・不止(bùzhǐ)・为止(wéizhǐ)。

覚え方: 地を踏む足一つ — 歩みの止まる所が「止」。

読み方
中 zhǐ 日 シ / と.まる · と.める · とど.める · や.める
使われる言葉
  • 中止ちゅうしcancellation
  • 禁止きんしprohibition
  • 停止tíngzhǐto stop
  • 禁止jìnzhǐto prohibit
払fú · フツ払う

甲骨文字の「拂」(旧字) は手(扌) + 弗(払う) — 「手で振り払う」が原義、後に「お金を払う・厄を払う」の意味に拡張。日本新字体「払」は右の「弗」を「ム」に簡略化。

日本語の音読みは フツ (常用訓読みは はら.う) — 支払(しはらい)・払拭(ふっしょく、拭い去る)・払戻し(はらいもどし、返金)。訓読みは はら.う — 払う(はらう、お金を払う・振り払う両義)・厄払い(やくばらい、厄祓い)・前払い(まえばらい)・後払い(あとばらい)・支払い(しはらい)。 「厄払い(やくばらい)」 = 神社で厄年(男性25/42/61歳・女性19/33/37歳) に厄を払う神道儀式、日本伝統信仰の核、「払う」が物理的お金 → 霊的厄災まで広がる漢字、現代神社経済の重要な収入源。

韓国の漢字音は「bul」 — 支拂(지불)・拂拭(불식)・拂下(불하)。固有語「naeda・jibulhada」が日常で漢字「bul」は熟語。

中国語は fú、2声 — 拂(fú)・拂袖(fúxiù, 袖を振る)・拂晓(fúxiǎo, 夜明け、字義「闇を払う暁」)。中国語独自 — 中国語日常で「お金を払う」は 付(fù) または 给钱(gěi qián) が日常勝者、「拂」は文学的・古典的用法のみ。「拂袖而去(fúxiù ér qù)」 = 「袖を振って去る」 = 不機嫌に立ち去る、中国古典・武侠小説で頻出する優雅な動作描写。

覚え方: 手(扌) + 弗(払う) — 手で振り払う動作 → 物理 + 金銭両方。

読み方
中 fú 日 フツ / はら.う
使われる言葉
  • 払うはらうto pay
  • 支払しはらいpayment
  • 月払いつきばらいmonthly payment
飛fēi · ヒ飛ぶ

甲骨文字の「飛」は鳥が両翼を広げて飛ぶ正面像 — 視覚的に最も忠実な動作字。中国大陸簡体字「飞」は片方の翼だけ残して大幅簡略化、日本新字体「飛」は伝統字体保持、台湾・香港も「飛」保持。

日本語の音読みは ヒ — 飛行機(ひこうき)・飛行(ひこう)・飛躍(ひやく、飛躍的な進歩)・飛行士(ひこうし、パイロット)。訓読みは と.ぶ — 飛ぶ(とぶ)・飛び込む(とびこむ、飛び込む)・飛び出す(とびだす、飛び出す)・飛び越える(とびこえる)・飛び跳ねる(とびはねる)。日本独特 — 「飛行機(ひこうき)」 = 字義「飛行する機」、明治期の和製漢語、英 "airplane" の漢字訳、ライト兄弟初飛行(1903) 直後の20世紀初に日本で命名、中国・韓国に逆輸入された(中国「飞机(fēijī)」、韓国「bihaenggi」)。

韓国の漢字音は「bi」 — 飛行機(비행기)・飛行(비행)・飛躍(비약)・飛上(비상、飛び立つ)。日本和製漢語「飛行機」がそのまま継承。

中国語は fēi、1声。簡体字「飞」 — 飞(fēi)・飞机(fēijī, 飛行機)・飞行(fēixíng)・飞速(fēisù, 高速)・起飞(qǐfēi, 離陸)・落地(luòdì, 着陸、関連)。中国独自 — 「起飞(qǐfēi)」 = 字義「飛び立つ」、現代中国経済成長の比喩 — 「中国经济起飞」(中国経済の離陸) のように、近代化・成長の象徴比喩。1980年代「四小龍(韓・台・港・新)経済起飛」、現代「中国経済起飞」と歴史的に使われ続ける東アジア経済成長語彙の核。

覚え方: 鳥が両翼を広げる絵 — 視覚に最も忠実な動作字。

読み方
中 fēi 日 ヒ / と.ぶ
使われる言葉
  • 飛ぶとぶto fly
  • 飛行機ひこうきairplane
  • 飞机fēijīairplane
  • 飞快fēikuàiextremely fast
降jiàng · コウ降りる

甲骨文字の「降」は阝(山・丘) + 夅(下に向かう足) — 「丘から足が下る」絵、「降りる」の原型。後に「雨が降る」のような天候動詞へ拡張(空から下りるの比喩)。

日本語の音読みは コウ — 降車(こうしゃ、車を降りる)・降水(こうすい、降水量)・下降(かこう)・投降(とうこう、降伏)・乗降(じょうこう)。訓読みは お.りる・ふ.る — 降りる(おりる、自分が降りる)・降る(ふる、雨や雪が降る)。日本独特の用法分業 — 「電車を降りる(おりる)」 = 主体が降りる、「雨が降る(ふる)」 = 物が空から落ちる、同じ漢字「降」が二つの異なる動詞、外国人学習者の語感ポイント。「乗る/降りる」は日本通勤生活の核ペア — 「降りる駅(おりるえき)」 = 目的地の駅、毎日反射的に使う基本フレーズ。

韓国の漢字音は「gang」 — 降水(강수)・降雨(강우)・下降(하강)・投降(투항)・降伏(항복、稀)。固有語「naerida(naerida, 降りる・降る)」が日常動詞、漢字「gang」は熟語。

中国語は jiàng、4声 (また xiáng で「降伏する」の意味) — 降(jiàng, 降る・下がる)・降低(jiàngdī, 下げる)・下降(xiàjiàng, 下降)・投降(tóuxiáng, 投降) は xiáng で意味分岐。中国独自 — 「降」が「降りる」より「下げる・低くする」の意味で経済・統計用語に頻出 — 降价(jiàngjià, 値下げ)・降温(jiàngwēn, 気温が下がる)。

覚え方: 阝(丘) + 夅(下る足) — 丘から足が下る = 降りる。

読み方
中 jiàng 日 コウ / お.りる · ふ.る
使われる言葉
  • 降りるおりるto get off
  • 降るふるto fall (rain)
  • 下降かこうdescent
  • 降落jiàngluòto land
  • 降水jiàngshuǐprecipitation
  • 投降tóuxiángto surrender
科kē · カ科

「科」は禾(いね)と斗(と・穀物を量る枡)が合わさった会意字 — 稲(禾)を枡(斗)で量り等級をつける形。穀物を量って品等を分けることから「等級・区分・科目・部門」の意が育った。

音読みは カ — 訓読みは無い(音読み専用の字)。科学(かがく)・教科書(きょうかしょ)・外科(げか)・学科(がっか)・科目(かもく)。外科はげかと読み、先に見た外(げ)と対をなす。

韓国の漢字音は "gwa" — 科目(gwamok)・科學(gwahak)・外科(oegwa)・內科(naegwa)・學科(hakgwa)・敎科書(gyogwaseo)・科擧(gwageo)。古の官吏登用試験科擧も「等級をつけて選ぶ」のこの字。

中国語は kē、1声。科学(kēxué)、科技(kējì, 科学技術)、学科(xuékē)、外科(wàikē)、百科全书(bǎikē quánshū, 百科事典)。科技(kējì)は現代中国で毎日使う核心語。

覚え方: 稲(禾)を枡(斗)で量る — 穀物を量って等級を分けることから科目・部門。

読み方
中 kē 日 カ
使われる言葉
  • 科学かがくscience
  • 教科書きょうかしょtextbook
  • 科学kēxuéscience
  • 科技kējìscience and technology
休xiū · キュウ休む

甲骨文字の「休」は人(亻) + 木(木) — 「人が木にもたれている = 休息」。古代中国農耕社会で「木陰で一息」の絵が3,000年経って現代の「休み」に。最も視覚的に直観的な会意字の一つ。

日本語の音読みは キュウ — 休日(きゅうじつ)・連休(れんきゅう)・休業(きゅうぎょう)・休戦(きゅうせん)・休憩(きゅうけい)・夏休み(なつやすみ、訓読み)。訓読みは やす.む — 休む(やすむ)・休まる(やすまる)・休める(やすめる)。日本社会で「連休(れんきゅう)」は重要文化概念 — ゴールデンウィーク・シルバーウィーク・お盆休み・年末年始休暇 — 旅行業・小売業の収益カレンダー全体が「連休」中心に組織化。「休」一字を知ることは日本社会理解の入口。

韓国の漢字音は「hyu」 — 休日(휴일)・連休(연휴)・休業(휴업)・休憩(휴게)。日本と意味重なる。韓国も同様に連休文化が強い — chuseok(秋夕、旧正月) と seolnal(ソルラル、新正月) が二大連休、5日連休が韓国経済の収益カレンダー核。

中国語は xiū、1声 — 休(xiū)・休息(xiūxi, 休息)・休假(xiūjià, 休暇)・退休(tuìxiū, 退職、字義「退いて休む」)。中国独自 — 「退休(tuìxiū)」は字義「退いて休む」 = 退職、日本語「退職」「停年」と表現方針が違う、人生の最終段階を「ついに休める」と肯定的に捉える中国語の語感。

覚え方: 人(亻) + 木(木) — 木陰で人が休む絵が「休み」。

読み方
中 xiū 日 キュウ / やす.む · やす.まる · やす.める
使われる言葉
  • 休みやすみrest / holiday
  • 休日きゅうじつholiday
  • 休憩きゅうけいa break
  • 休息xiūxīto rest
  • 退休tuìxiūretire
泳yǒng · エイ泳ぐ

甲骨文字の「泳」は氵(水) + 永(長く続く) — 「水中で長く動く = 泳ぐ」、視覚的に直接的な絵。

日本語の音読みは エイ — 水泳(すいえい)・遊泳(ゆうえい)・遠泳(えんえい)・競泳(きょうえい、水泳競技)。訓読みは およ.ぐ — 泳ぐ(およぐ)・泳ぎ方(およぎかた)・泳ぎ手(およぎて)。 「世渡り(よわたり)」 = 「世を渡る」 + 「泳ぐ」 = 世間泳ぎ — 「世間の中をうまく泳ぐ」 = 人間関係を上手に処世する、日本独自の比喩。「世渡り上手」「世渡り下手」 のように個人の社会能力を評価する語、漢字「泳」が日本社会的処世術の比喩。

韓国の漢字音は「yeong」 — 水泳(수영)・遠泳(원영)。固有語「suyeong hada」(「水泳」を動詞化) や「heeomchida(heeomchida, 泳ぐ)」が日常動詞、漢字「yeong」は熟語専用。

中国語は yǒng、3声 — 泳(yǒng)・游泳(yóuyǒng, 水泳)・蛙泳(wāyǒng, 平泳ぎ、字義「カエル泳ぎ」)・蝶泳(diéyǒng, バタフライ、字義「蝶泳ぎ」)・自由泳(zìyóuyǒng, 自由形)。中国独自 — 「蛙泳・蝶泳」 = 動物の動きで泳法を命名する中国語の絵的命名、英語の "breaststroke / butterfly" の意訳ではあるが視覚的に CJK 漢字独特の語感、特に「蛙泳」 = 「カエル泳ぎ」が直接的でユーモラス。

覚え方: 氵(水) + 永(長く続く) — 水中で長く動き続ける = 泳ぐ。

読み方
中 yǒng 日 エイ / およ.ぐ
使われる言葉
  • 泳ぐおよぐto swim
  • 水泳すいえいswimming
  • 游泳yóuyǒngswimming
  • 泳衣yǒngyīswimsuit
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