共通数学多項式

剰余定理と因数定理

Remainder Theorem & Factor Theorem

剰余定理 — 代入で余りが求まる

多項式 P(x) を (x - a) で割った余りはP(a)に等しい。除法せずに代入だけで余りが求まる強力な道具。

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💡 剰余定理の直観
①f(x) = (x-a)·Q(x) + R で x = a を代入
②f(a) = 0·Q(a) + R = R
③よって余り R = f(a)
剰余定理の公式
剰余定理
P(x) ÷ (x - a) の余り = P(a)
代入値がそのまま余り
一般化
P(x) ÷ (ax + b) の余り = P(-ba)
ax + b = 0 の解を代入
因数定理 — P(a)=0 なら因数

余りが0とは、グラフがx 軸と交わるということ。P(a) = 0 なら (x - a) は P(x) の因数。

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🔑 因数定理の核心
①P(a) = 0 ⟺ (x - a) は P(x) の因数
②グラフ:x軸との交点が因数を示す
③高次式の因数分解の入口 = 整数解探し
因数定理の活用法
因数定理
P(a) = 0 ⟺ (x - a) は P(x) の因数
余り0 = 割り切れる = 因数
📐 高次式の因数分解戦略
①定数項の約数を候補に試す(±1, ±2, ±3, ...)
②P(候補) = 0 となる値を探す
③組立除法で商を求める
④商を再び因数分解
まとめ
剰余定理
(x - a) で割った余り R = P(a)
一回の代入で余り確定
因数定理
P(a) = 0 ⟹ P(x) = (x - a) · Q(x)
余り0なら因数
🎯 試験ポイント
①剰余定理:(x-a) だけでなく (ax+b) も解を代入
②因数定理:定数項の約数から代入
③組立除法と組み合わせて高次式因数分解
④f(x) が (x-a)(x-b) で割り切れれば f(a)=f(b)=0
⑤剰余定理の逆利用:R が分かれば係数決定