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単語帳
高校3年生 (17-18歳)

定積分の応用

Applications of Definite Integrals

一本の曲線をx軸の周りにぐるりと回すと立体ができます。 その立体をとても薄い円板に切ると、どれも半径f(x)の円なので、円板の面積π[f(x)]²を積み重ねて積分すれば体積が求まります。 曲線の長さも同じ発想で、曲線を細かく切った直線片ds = √(dx²+dy²)をピタゴラスの定理で測り、全部つなげばよいのです。 下で回転角を回して回転体ができる様子を、上限tを動かして弧の長さが積もる過程を確かめてみましょう。

回転体の体積
270°
0
🍩 ディスクを積もう
①曲線をx軸の周りに回転させると立体になる
②各xの位置で円板の半径 = f(x)
③円板の面積 = π[f(x)]² → これを積分すると体積
体積公式
ディスク法(円板法)
V = π ∫ab [f(x)]² dx
x軸回転:半径f(x)の円板の面積を積分
ワッシャー法
V = π ∫ab ([R(x)]² − [r(x)]²) dx
2関数間の領域の回転:外半径R、内半径r
シェル法(円筒殻法)
V = 2π ∫ab x · f(x) dx
y軸回転:半径x、高さf(x)の円筒殻を積分
💡 ディスク vs シェル
①x軸回転 + xで積分 → ディスク法
②y軸回転 + xで積分 → シェル法
③両方可能なら計算が簡単な方を選ぶ
弧の長さ
3
📏 曲線に沿って測ろう
①曲線を非常に短く切ると直線片(ds)になる
②ds = √(dx² + dy²) — ピタゴラスの定理!
③この片を全て足す(積分)と弧の長さ
弧の長さの公式
L = ∫ab √(1 + [f'(x)]²) dx
ds = √(1 + (dy/dx)²) dxを積分
面積と速度·距離
2曲線間の面積
S = ∫ab |f(x) − g(x)| dx
上の関数 − 下の関数の絶対値を積分
速度と距離
距離 = ∫ab |v(t)| dt, 変位 = ∫ab v(t) dt
速度の絶対値の積分 = 総移動距離、速度の積分 = 変位(符号あり)
🚗 積分の物理的意味
①速度v(t)を積分 → 移動距離
②加速度a(t)を積分 → 速度
③積分は'積み重ね'である — 瞬間を積めば全体になる
例題で確認
例題 1
曲線 y = √x (0 ≤ x ≤ 4) を x 軸の周りに回転させた回転体の体積を求めよ。
1
円板法 V = π∫[f(x)]² dx を使う。[f(x)]² = x。
V = π ∫04 (√x)2 dx = π ∫04 x dx
2
定積分を計算する。
π · 422 = π · 8 = 8π
回転体の体積は各断面の円板の面積 π[f(x)]² を積分する。x 軸回転なら円板法が基本。
例題 2
2 曲線 y = x2 と y = 2x で囲まれた部分の面積を求めよ。
1
交点を求めて積分区間と上・下の関数を決める。
x2 = 2x ⇒ x = 0, 2, 上 2x・下 x2
2
(上 − 下)を積分する。
02 (2x − x2) dx = 4 − 83 = 43
43
面積は交点の間で(上の関数 − 下の関数)を積分する。まず上下関係を確認。
総まとめ
定積分応用の核心3公式
V = π∫[f(x)]²dx, L = ∫√(1+[f']²)dx, S = ∫|f−g|dx
回転体体積、弧の長さ、2曲線間の面積
共通テスト類題
数直線上を動く点 P の速度が v(t) = 3t2 − 6t のとき、t = 0 から t = 3 まで点 P が動いた道のりは?
4
6
8
10
12
③ 8
1
v(t) = 3t(t − 2) の符号を見る((0,2) で負、(2,3) で正)。
v(t) = 3t(t − 2), 位置 s(t) = t3 − 3t2
2
道のりは ∫|v| dt なので、各区間の変位の絶対値を足す。
|s(2) − s(0)| + |s(3) − s(2)| = 4 + 4 = 8
🎯 試験ポイント
①ディスク法:V = π∫[f(x)]²dx — x軸回転の基本
②ワッシャー法:2関数 → [R²−r²]の差に注意
③シェル法:2π∫x·f(x)dx — y軸回転で有利
④弧の長さ:√(1+f'²)の計算がカギ、f'を先に求める
⑤面積:|f−g|絶対値 → 上下関係が変わる交点の確認必須
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二曲線間の面積
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