色コード #FAA832 って、どういう意味?
ウェブサイトの色を決めるとき、こんなコードを見たことがありますよね。アルファベットが混じっていて暗号みたいですが、じつは前回学んだ0と1が、服を着替えただけなんです。一緒にめくってみましょうか。
0と1が四つで、一文字に縮みます
前回、0と1を学びましたね。
でも0と1だけを長くならべると、
人の目にはとても長くて、こんがらがります。
そこで四つずつまとめて、
一文字に縮めることにしました。
四つのビットで作れるのは、
0から15まで、
ちょうど十六とおりです。
0から15まで、十六とおりが一文字で表せます。
でも、ひとつ問題があります。
10、11、12のように二桁になると、
それが一文字なのか二文字なのか、
まぎらわしいですよね。
そこで、かしこい約束をしました。
9のつぎはAです
わたしたちが使う数字は、
9までしかありません。
でも十六進数は一文字で、
十五まで表さないといけません。
足りない六つはどうするか。
そのままアルファベットを借りてきました。
9のつぎはA、
そのつぎはB、
こうしてFまで。
数字十個にアルファベット六個を足して、一文字で十六とおり。
つまりAは十、
Fは十五です。
こわい暗号ではなく、
ただ数字が足りなくて
借りてきたアルファベットだったんです。
色は光を三つ混ぜたものです
では画面の色にいきましょう。
画面のすべての色は、
赤・緑・青、
三つの光を混ぜて作ります。
それぞれをどれだけ強くつけるかで、
色が決まります。
三つのスライダーをじっさいに動かして、
色がどう変わるか見てください。
全部消すと黒、全部強くつけると白です。
三つの光を0から255まで調節すると、
千六百万をこえる色が出ます。
でも、上に出るコード、
どこか見おぼえがありませんか。
#FAA832を三切れに切ります
色コードはじつは、
赤・緑・青の三つの値を
十六進数で書いて、
ならべて くっつけただけなんです。
六文字を二つずつ切ると、
三切れになります。
はじめの二文字が赤、
まん中が緑、
おわりが青です。
二文字ずつ切って読む。
Fは15、Aは10でしたね。
だからFAは、
16かける15たす10、
つまり250です。
こう読むと#FAA832は、
赤250、緑168、青50という意味です。
まさにこの あたたかい黄色ですね。
もうコードが読めます
一度なれると、
コードを見ただけで、
だいたい何色か感じがつかめます。
下の色を見てください。
赤のところが大きいと赤っぽく、
三つとも大きいと明るくなります。
もう暗号ではありませんね。
三つとも大きいと明るく、一つだけ大きいとその色が濃くなります。