のぞかれない ように かける、HTTPS
はがきに パスワードを かいて おくると かんがえてみて。とちゅうで さわる だれもが よめます。ふつうの HTTP は まさに それです。やりとりする ないようが みちの うえで そのまま 見えます。では どうやって カードの ばんごうを インターネットで あんしんして おくるのでしょう。その ひみつが HTTPS です。
とちゅうで のぞかれます
まえの かいで 見た ように
HTTP は リクエストと レスポンスを やりとりする やくそくです。
でも その ないようは
もじ そのまま みちの うえを とおります。
とちゅうに いる だれもが
ちらっと のぞけば ぜんぶ よめます。
パスワードも、カードの ばんごうも。
はがきを だすのと おなじです。
とおる ひとごとに よめます。
ひらぶんの HTTP で おくった メッセージを みちの 「ちゅうかんの ひと」を おして のぞこう。ひみつが そのまま よめます。
のぞかれると わかりました。
ないようが みちの うえに そのまま でているからです。
では どう ふせぎましょう。
みちを ふさいだり ちゅうかんの ひとを なくせは しません。
インターネットは もともと いくつもの てを とおります。
だから はっそうを かえます。
見られても よめなく すれば いい。
ないようを じょうで かけるのです。
それが つぎの はなしです。
じょうで かけます
かいけつの だいいっぽは かけることです。
おくる まえに ないようを まぜて
わからなく します。
これを あんごうか と いいます。
かけた ないようは もじが ばらばらなので、
ちゅうかんの ひとが 見ても いみが わかりません。
うけとる がわだけが それを といて もとの ぶんに もどします。
はがきを かけた はこに いれて おくる ような ものです。
はこは 見えても なかは 見えません。
メッセージを おして じょうで かけよう(あんごうか)。かけると もじが ばらばらで、ちゅうかんの ひとが 見ても よめません。
かけると ちゅうかんの ひとが 見ても よめません。
あんしんです。
でも ひとつ むずかしい ところが あります。
かけた ものを うけとる がわが とかないと いけません。
そのためには とく かぎを わたす ひつようが あります。
でも その かぎを みちの うえで おくると、
ちゅうかんの ひとが かぎまで もっていきます。
かけて かぎを いっしょに おくる ような ものです。
この じれんまを どう ときましょう。
じょうは わけ、かぎは じぶんだけ
きばつな かいほうが あります。
じょうと あける かぎを わけるのです。
じょうは だれでも もっていって
かける ことだけが できます。これを こうかいかぎと いいます。
それで かけた ものは じぶんの ひみつかぎでしか あきません。
だから じょうは みちに まいても だいじょうぶ。
かける だけで あけられないからです。
うけとる ひとが おくった じょうで かけて おくれば
その ひとの ひみつかぎでしか とけません。
うけとる がわが こうかいかぎ(じょう)を くれます。その じょうで かけて おくれば、その ひとの ひみつかぎでしか あきません。ちゅうかんの ひとの かぎでは あきません。
これで かぎの じれんまは とけました。
じょうは すきなだけ わけても よく、
あける ひみつかぎは じぶんの てだけに あるからです。
ちゅうかんの ひとが じょうを ひろっても
かける だけで とけません。
でも まだ ひとつ のこっています。
わたしに じょうを わたした その あいて、
ほんとうに わたしが さがしていた サイトでしょうか。
にせものが じょうを さしだしたとしたら。
ほんものか たしかめます
さいごの かけらは みもと かくにんです。
サイトは じょうと いっしょに
しょうめいしょ という みぶんしょうを さしだします。
しんよう できる ところが はっこうした あかしです。
うけとる がわは その しょうめいしょを 見て
「ああ、ほんとうに その サイトだ」と たしかめます。
にせの サイトは そんな あかしを だせません。
だから しょうめいしょが あわないと
けいこくが でて わたしたちを とめます。
ふたつの サイトが しょうめいしょを さしだします。それぞれを おして ほんものか たしかめよう。ほんものは つうか、にせものは けいこくが でます。
これで ぜんぶ そろいました。
ないようは じょうで かけて よめなく し、
あける ひみつかぎは じぶんだけが もち、
あいてが ほんものか しょうめいしょで たしかめます。
この みっつが そろえば
とちゅうに だれが いても あんしんです。
見ても よめず、にせものは ばれるからです。
アドレスバーの じょうの マークが
まさに この やくそくが ついている しるしです。
まとめて みましょう
ひとことに まとめると こうです。
ふつうの HTTP は ひらぶんなので とちゅうで ぜんぶ 見えます。
HTTPS は ないようを じょうで かけます(あんごうか)。
じょうである こうかいかぎは だれにでも わたし、
かけた ものは じぶんの ひみつかぎでしか あきません。
しょうめいしょで あいてが ほんものか たしかめます。
だから カードの ばんごうも あんしんして おくれます。
HTTPS は ネットワークの たびの さいごの じょうです。
かなめを じゅんに おして ふりかえって。(ひらぶんは のぞかれる → じょうで かける → じょうは わけ ひみつかぎは じぶんだけ → しょうめいしょで ほんもの かくにん)
ここまでが ネットワークの はなしです。
ネットワークとは なにか から、
パケット、みちさがし、アドレス、しんらいできる はいたつ、
そして のぞかれない ように かけることまで きました。
小さな もじ ひとつが インターネットを わたり
ぬけなく、ただしく、あんぜんに とどく
その すべての やくそくを いっしょに 見ました。
おつかれさま。これから インターネットを 見るとき
その うしろの やくそくが 見えるでしょう。