てがみが とおる とちゅうの えき
とおくに すむ ともだちに てがみを おくると しましょう。てがみは いえまで いっぺんに とびません。ゆうびんきょく、べつの ゆうびんきょく、まちの はいたつじょを じゅんに とおって とどきます。インターネットの データも おなじです。とちゅうの えきを ひとつずつ とおって もくてきちに とどきます。
いっぺんには いけません
わたしの コンピューターと ともだちの コンピューターは
それぞれ こゆうの じゅうしょが あります。
まえに 見た あの すうじの じゅうしょです。
でも その ふたつは いっぽんの せんで
まっすぐ つながっては いません。
せかいの すべての コンピューターを
ケーブルで ちょくせつ むすべない からです。
だから データは まっすぐ いけず
とちゅうで とおる ばしょが ひつようです。
しゅっぱつと とうちゃくの あいだを おしてみて。まっすぐ つながって 見えたのに、あいだに とちゅうの えきが かくれています。
ちょくせんに 見えた みちには
じつは えきが いくつも ありました。
てがみが ゆうびんきょくを とおる ように、
データも とちゅうの えきを とおります。
この とちゅうの えきを
ルーターと よびます。
では この えきたちは
うけとった ものを どう するのでしょう?
つぎで ひとつの えきを のぞいてみよう。
えきが わたします
ひとつの えきが する ことは かんたんです。
まえから きた データを うけとって
つぎの えきに わたす ことです。
それだけです。
てがみを うけとった ゆうびんきょくの ひとが
つぎの ゆうびんきょくに おくる ように。
えきは てがみを あけて 見ません。
ただ うけとって、つぎに わたします。
この かんたんな うごきが かなめです。
まんなかの えきを おしてみて。ひだりから きた パケットを うけとって、みぎの つぎの えきに わたします。(えき = ルーター)
えきを おすと
パケットが つぎの えきに うつりました。
うけとって、わたす。
えきが する ことは この ふたつだけです。
でも えきが ひとつだけだと
まだ とおくへは いけません。
ともだちは ひとつ さきでは なく
いくつも さきに いるからです。
だから えきが いくつも ひつようです。
いくつもの えきを とおります
ひとつの えきが わたすと
つぎの えきも わたします。
その えきも つぎへ わたします。
これを くりかえすと
パケットが えきから えきへ うつります。
一ぽずつ、もくてきちに ちかづきます。
まるで とびいしを わたる ように。
ひとマスは みじかくても
いくつも ふめば かわを わたれます。
おくるを おしてみて。パケットが えきから えきへ 一マスずつ うつって、とうちゃくまで とどきます。
パケットが えきを じゅんに ふんで
ついに とうちゃくに とどきました。
とちゅうの えきが おおく 見えても
しんぱい いりません。
それぞれの えきは わたすだけで いいからです。
その かんたんな しごとが つらなって
とおい きょりを つなぎます。
では えきが パケットを わたす とき
なにが おこるか もっと くわしく 見ましょう。
うけとって、また おくります
えきは パケットを すぐに はじき かえしません。
まず パケットを ちょっと うけとって
てに もっていてから、
つぎに わたします。
うけとる うごきと おくる うごきが
べつべつに あるのです。
うけとって はじめて わたせるからです。
てがみを てに もって はじめて
つぎの ポストに いれられる ように。
うけとるを おすと えきが パケットを ちょっと もちます。そのあと おくるを おすと つぎの えきに うつります。
うけとる、そして おくる。
ふたつの うごきが ペアに なりました。
えきごとに これを くりかえせば
パケットが さいごまで とどけられます。
でも パケットが えきに ちょっと とどまる あいだ
えきは もう ひとつ きめる ことが あります。
つぎは どの えきに わたそう?
わかれみちが おおい とき みちを えらぶ こと、
それは つぎの かいで あいましょう。
まとめて みましょう
ひとことに まとめると こうです。
データは もくてきちまで いっぺんに いけません。
とちゅうの えき、つまり ルーターを いくつも とおります。
それぞれの えきは パケットを うけとって つぎへ わたします。
うけとって、おくるを えきごとに くりかえします。
そうやって 一ぽずつ ちかづけば
どんなに とおい ところでも とどきます。
だから とおくても だんかいてきに とどくのです。
かなめを じゅんに おして ふりかえって。(いっぺんには いけない → えきが わたす → いくつもの えきを とおる → うけとって また おくる)
これで データが
えきから えきへ うつりながら
とおくまで とどく みちが 見えます。
のこる といは ひとつです。
わかれみちで えきは
どの つぎの えきを えらぶ?
その みちえらびを ルーティングと いいます。
つぎの かいで、えきが みちを どう きめるか
いっしょに おってみよう。