すうじで せかいを みる、とうけいの め
てんすうが ひゃくこ、せが せんこ。ひとつずつ みると あたまが くらくらします。でも たった ふたつの すうじで ぜんたいの すがたを えがけたら どうでしょう? まんなかが どのあたりで、どれくらい ちらばっているか。この ふたつで データが ひとめで みえます。これが とうけいの め、そして AI が データを みる さいしょの めです。
まんなかは どのあたり? へいきん
データが てんで ちらばっています。
てんが おおいと ひとめでは はいりません。
だから まっさきに きくことが あります。
この てんたちは だいたい どのあたりに ある?
その まんなかが わかれば
ぜんたいの すがたが ひとつの すうじで つかめます。
まんなかを もとめる いちばん よくある やりかたが
ぜんぶ たして かずで わる へいきんです。
たした おもさが つりあう ところです。
てんを おして ひとつずつ たしてみて。てんが ふえるたびに まんなかの へいきんの しるしが つりあいの てんへ うごきます。
てんを たすほど へいきんの しるしが
ぜんたいの つりあいの てんを おって うごきましたね。
どちらかに てんが かたよると
へいきんも そちらへ ひっぱられます。
だから へいきんは データが
だいたい どこに あるかを よく いいます。
でも へいきん だけでは
みおとす ものが ひとつ あります。
おなじ まんなかでも かたちが ちがうことが あるのです。
どれくらい ちらばった? ちらばり
ここに ふたつの むれが あります。
どちらも まんなかの あたいは おなじ。
でも ひとつの むれは まんなかに せまく あつまり
もうひとつの むれは ひろく ちらばっています。
へいきんが おなじなら おなじ データ?
ぜんぜん ちがいます。
せまく あつまった ほうは みんな にたりよったり、
ひろく ちらばった ほうは ばらばらです。
この ちらばりぐあいを ちらばりと いいます。
ふたつの むれを かわるがわる おして くらべて。まんなかの あたいは おなじなのに ちらばりの ぼうの ながさが ちがうのが みえます。
まんなかの あたいは おなじでしたが
ちらばりは ひとめで ちがいましたね。
せまい むれは ぼうが みじかく
ひろい むれは ぼうが ながかった。
だから へいきんと ちらばりは ペアです。
ふたつを いっしょに みて データが ちゃんと みえます。
まんなかが どこか(へいきん)、
その まわりに どれくらい ちらばるか(ちらばり)。
この ふたつの すうじが とうけいの きほんの めです。
とおくに とびでた いってん、はずれち
てんが こぢんまりと あつまっています。
へいきんも その まんなかに あります。
でも とおくに ひとつの てんが はいってくると
どう なるでしょう?
ほかの てんから かけはなれた こんな てんを
はずれち、とびでた あたいと いいます。
へいきんは ぜんぶ たして わるので
とおくの いってんも そのまま ひきよせます。
てん ひとつが まんなかを ぐいっと うごかせます。
とおくの てんを おして むれに いれてみて。てん ひとつで へいきんの しるしが そちらへ ぐっと ひっぱられます。
てん ひとつ はいっただけなのに
へいきんが そちらへ さっと うごきましたね。
のこりの てんは そのままなのに。
だから へいきん だけ みると だまされます。
ほとんどは ひとところに あつまっているのに
とびでた あたい ひとつが まんなかを ゆらした。
こんなとき ちらばりも いっしょに みると
てんが ひろく ちらばった あいずを くれます。
だから ふたつの すうじを いっしょに みましょう。
たくさんの データを ふたつの すうじに
いまは てんが とても おおい。
ひとつずつ ぜんぶ みるのは むりです。
でも わたしたちは ふたつの すうじを まなびました。
まんなかの あたいと ちらばりです。
この ふたつなら てんが ひゃくこ でも せんこ でも
ぜんたいを みじかく まとめられます。
まんなかは ここらへん、ちらばりは これくらい。
おおくを すくなくに へらす この うでが
AI が データを あつかう しゅっぱつてんです。
あっしゅくの ボタンを おしてみて。たくさんの てんが まんなかの あたいと ちらばり、たった ふたつの すうじに へります。
たくさんの てんが
たった ふたつの すうじに へりましたね。
もちろん へらすと うしなう ものも あります。
てん ひとつずつの くわしい すがたは きえます。
それでも ふたつの すうじ だけで
データの おおきな せいかくを つかめます。
どこに あつまり どれくらい ちらばるか。
こうして かなめだけ のこして まとめるのが
データを みる いちばん きほんの めです。
まとめて みましょう
ひとことに まとめると こうです。
たくさんの データは すくない すうじに まとめます。
へいきんは ぜんぶ たして わった まんなかの あたい、
ちらばりは てんが どれくらい ちらばっているか。
へいきんが おなじでも ちらばりが ちがえば
まったく ちがう データ。
とおくの はずれちは へいきんを ゆらすので
ふたつの すうじを いつも いっしょに みましょう。
まんなかと ちらばり、それが とうけいの めです。
かなめを じゅんに おして ふりかえって。(へいきんは まんなか -> ちらばりは ちらばりぐあい -> へいきんが おなじでも ちらばりが ちがえば ちがう データ -> はずれちは へいきんを ゆらす)
これで データを すうじで みる
さいしょの めを もちました。
くらくらしていた てんの むれが
まんなかと ちらばり ふたつの すうじで はっきり しましたね。
おおくを まとめて かなめを つかむ この ちからは
AI が せかいを みる しゅっぱつです。
つぎは この すうじの あいだの かんけいを
どう よみとるか
いっしょに つづけて みていきましょう。